猫用ドアのメリットとは?
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昨今では猫は完全室内飼育の場合が多く、室内を往来することで運動量を補っています。そんな時に便利なのが猫専用のドアです。ドアに穴を開け、猫用に小さいドアを作ることで、ドア自体を開けることなく猫が自由に行き来することができるようになります。
ここでは、猫ドアを付けることのメリットについてご紹介します。
自由に行き来できる
猫は快適な室温で過ごすことが大事ですが、気温や日差しによっては室温が上がりすぎてしまうことや、逆に室温が下がりすぎてしまうことがあります。そんな時に、部屋を行き来することにより猫が家の中で快適な環境を自ら探すことができます。
とくに夏場は室温が上がりすぎて、熱中症を引き起こす場合もあります。家を留守にすることが多いのであれば、猫用ドアを付けておくことをおすすめします。
ストレス軽減
猫が自由に部屋を行き来できることにより、行動範囲が広がるだけでなく、水を飲みたい、トイレに行きたいなどと猫が思った時にすぐに行動することができます。そのため、猫が余計にストレスを感じることを防ぐことができます。
快適な部屋にすることができる
猫ドアを作ることのメリットは、猫や飼い主さんにとっても快適な部屋にすることができます。猫が部屋を移動するたびに飼い主さんを何度も鳴いて呼び出すことは1日に数回程度であれば問題ないかもしれませんが、1日に何度ともなると、猫と飼い主さん双方にストレスになります。猫用ドアはこれらのやり取りを簡略化する役割があります。
猫用ドアの取り付け方や注意点とは?
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猫用ドアには猫だけでなく飼い主さんのストレスも削減することができ、快適な部屋にすることができます。しかし、猫用ドアには注意点がいくつかあります。
ここでは、猫用ドアの取り付け方や注意点についてご紹介します。
猫用ドアの取り付け方とは?
猫用のドアを取り付ける方法は、自分で取り付ける方法と、業者に頼む方法があります。
自分で行う方法は、はめる予定のドアの大きさを測定し、それに合わせて電動ドリルやのこぎりなどを利用して、穴をあけます。その後、キャットドアを装着し、完成します。
業者に頼む方法は、ドアの材質や取り付けるドアを選び、発注します。費用はかかりますが、ドアの材質によっては個人でできない場合もあります。工具を持っていない場合や、自分で上手くできる自信のない場合は、無理せずプロにお願いしたほうがいいでしょう。
ドアを付けることの注意点とは?
ドアを取り付ける時の注意点は、ドアを取り付ける高さや愛猫が脱走しないようにすることです。
猫用ドアはもちろん猫だけが使うものなので、猫の高さを調べて取り付けましょう。一度取り付けてしまうと高さを変えることは難しいので、長期的に使用することを考えて取り付けましょう。
さらに、猫が部屋を行き来できるようになると、外に逃げ出してしまう可能性も高くなります。好奇心旺盛な猫の場合は、外に興味を持ち飛び出してしまうこともあります。猫が脱走しないようにしっかり対策を取りましょう。
猫用ドアのアイテムをご紹介
猫用ドアは取り付けることでたくさんのメリットがあります。そのため、利用している方も多くいます。ここでは、猫用ドアのアイテムをご紹介します。
ダイオ化成 網戸専用 犬猫出入り口
網戸に取り付けることができる網戸専用ペットドアです。網戸を開閉することなく、猫の出入りを可能にしています。磁石の力で閉まるので、網戸の機能を損なうこともありません。
取り付けも比較的簡単にできるので、外にもお出かけする猫向けにおすすめのアイテムです。
猫フラップドア
開閉方向が選べる猫用ドアです。「出入り自由」「出るだけ」「入るだけ」「ロック」の4通りの開閉パターンを選ぶことができます。
網戸専用 ペットドア
通気性とデザイン性を両方兼ね備えた、網戸専用のキャットドアです。
扉部分は肉球デザインにくり抜かれており、メッシュが張られています。これにより通気性もそのままに、ペットが自由に出入りする通路を作ってあげることができます。
わん・にゃんフリーパス
ペットがワンタッチで部屋を自由に出入りできるようになる装置です。ドアの上部に突っ張り棒のように簡単に設置できるので、ドアに穴をあけることができない賃貸物件でも使用することができます。
中には、取り付けができないドアもありますので、購入前にドアのサイズが適応しているか調べてからにしましょう。
猫用ドアで快適に過ごそう
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ここでは、猫用ドアのメリットや取り付け方についてご紹介しました。猫用ドアは猫が部屋を自由な往来を可能にするため、行動範囲が広がります。猫だけでなく、飼い主さんの手間も減らすことができ、家族にとっても便利なアイテムです。
しかし、ドアに穴を開ける必要があるため、一度取り付けてしまったら後から調節することは難しくなります。長期的な使用を考慮しながら取り付ける必要があります。さらに、猫が脱走してしまう可能性も高くなります。
猫用ドアを取り付ける時には、メリットとデメリットを両方を踏まえて、検討するようにしましょう。
・ねっとんや (参照日:2021-02-17)
https://www.rakuten.co.jp/netonya/
・Sabrina Sabrina (参照日:2021-02-17)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/sabrina-store/
・ネットキー (参照日:2021-02-17)
https://item.rakuten.co.jp/netkey/petdoor02/
・やさしさON-LINE (参照日:2021-02-17)
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著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。