愛犬に寝床を用意するポイントは?
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人も寝具を整えて安眠できれば1日の疲れを癒してまた頑張ることができます。
犬にとっても睡眠は大事なものであり、ストレスなく日中活動するためには満足度の高い睡眠が必要不可欠です。
そんな満足度の高い睡眠をするためには、お気に入りの寝床の存在が欠かせません。
犬用の寝床というとベッドなどがポピュラーですが、大型のクッションや厚めの毛布なども犬は好みます。
快適な寝床を作るためのポイントは、風通しの良い静かな場所に寝床を設置します。
一番無難なのは、愛犬のパーソナルスペースであるゲージの中に寝床を作ってあげると安心して使用することができます。
寝床の素材選びもポイントになり、湿気が溜まりにくい通気性の良い素材で作られた寝床が理想的です。
さらには、綿などの柔らかい肌に優しい素材を使用することにより皮膚トラブルが起きやすい犬も刺激が少なく快適に使うことができます。
また、寝床は清潔に保つようにします。
定期的に洗えるようなカバーがついたものや、洗濯機で丸洗いできる寝床が好ましいです。
同じ寝床を手入れしないまま使用していると皮脂や汚れにより、カビや菌が繁殖します。
臭いの原因にもなり、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
特に湿気のこもりやすい梅雨時期と夏場は注意が必要であり、カビが好む環境を作らないためにも換気をして空気を循環させるようにします。
清潔に寝床を使うために愛犬自身もブラッシングとシャンプーをこまめに行い、身体を清潔に保つことも大切です。
多頭飼育している場合には、基本1頭に1つの寝床を用意しましょう。
犬は縄張り意識が強い生き物ですので、寝床の取り合いから喧嘩に発展したり、寝床を有効に活用することができずにストレスから体調を崩す可能性もあります。
複数の寝床を用意して選択肢を広げることで愛犬同士のトラブルの軽減に繋がります。
寝床はクッション性のあるものを選ぶ
身体を休めるための寝床はクッション性のあるものが良いでしょう。
特にシニア期の犬は筋肉が衰えてくるため、骨や関節が直接寝床に当たってしまい痛みを感じる場合もあります。
また、長時間同じ体制でいると血流が悪くなり床ずれの原因にもなります。
床ずれは1度できてしまうと回復までに時間もかかり、感染症になりやすくなります。
重度の床ずれのケアは大変であり、定期的な通院が必要になるため飼い主さんの負担も大きくなります。
特に寝たきりの介護が必要な愛犬に寝床を用意する場合には、その寝床が愛犬の主体になるため低反発クッションなどを取り入れて身体への負担を軽減する寝床作りを心がけます。
1つ注意したいのは、クッション性の高い寝床は保温効果もあり、愛犬がお気に入りになる可能性が高いですが熱がこもりやすいと夏場などは熱中症の危険もあります。
クッション性が高く、通気性の良いメッシュ素材などで作られた寝床を用意するのがベストです。
寝床はどんなデザインが良い?
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寝床として人気の高い犬用のベッドは様々なデザインや柄があり、選ぶ楽しみがあります。
お部屋のインテリアとしてコーディネートしておしゃれに空間を作るのも楽しみの一つです。
できれば快適に愛犬が過ごせておしゃれな寝床を用意したいものですが、華美な装飾のついたものや洗えないような寝床は避けましょう。
犬用ベッドだけでなく、基本的に寝床として用意するアイテムはシンプルなものが良いです。
複雑な形をしていると寝床のケアも大変になるだけでなく、愛犬が落ち着いて過ごすことができません。
また、飾りをちぎって飲み込んでしまう可能性もあるため色味などを派手なものにして楽しみ、デザインはシンプルなものを選びましょう。
小さな飾りを誤飲してしまうと窒息する可能性があり、命に関わる重大な事故に発展する危険もあります。
1番リラックスして油断しやすい寝床では事故が起きやすいという側面もあるため、愛犬の安全が確保された寝床を選び、その上で柄や色味を楽しみましょう。
愛犬におすすめの寝床を紹介
今すぐ愛犬に使いたいおすすめの寝床を紹介します。
犬用の寝床を新調したい方や寝床に興味のある方の参考になれば幸いです。
① 3Dベッド本体+洗い替え用カバーのセット
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広々と使えるクッション性抜群のベッドです。
洗い替え用のカバーが付いている点と魅力的であり、清潔にしようすることが可能です。
介護用のケアベッドとしてもおすすめです。
② やわらか丸洗いタイプ
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丸洗いできる柔らかいベッドです。
年代から選ぶサイズ豊富なベッドは大型犬にも安心して使用できるゆったりサイズです。
おしゃれな色合いも魅力的です。
③ ラウンドベッド フラット
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ラウンド型の自然な色味が素敵なベッドです。
コンパクトに使用できるので、寝床としてはもちろん日中の休憩スペースとしても活用できます。
場所を取らずにおくだけですぐに寝床が完成する簡単な点も嬉しく、持ち運びにも便利です。
④ シニア・パピー向け超低床ベッド
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段差がほとんどないため足腰の弱いシニア犬や子犬にも使用しやすいベッドです。
3Dベッドのため低反発であり、クッション性にも優れています。
どんなお部屋にも馴染むカラーも使用しやすく、犬種を選ばずに取り入れることができます。
⑤ 冷却ジェルウレタン 高機能フラットベッド 犬用
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暑さ寒さをにも対応した高機能ベッドです。
低反発でクッション部分が角にあるため入りやすく、シニア犬のくつろぎスペースにも最適です。
通気性もよく蒸れにくいので皮膚にも優しいです。
愛犬に快適な寝床を作ってあげよう
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愛犬におすすめの寝床について紹介しました。
柔らかいクッション性のある寝床は愛犬の一生を通して快適に使用できる機能性の高いベッドです。
足腰の弱くなった愛犬のケアのためにも低反発の寝床を導入してあげることもおすすめです。
寝床は人も体力を回復させるために大切なアイテムですが、犬にとってもストレスなく体力を回復して健康な生活をおくるために重要なアイテムです。
愛犬がお気に入りになる素敵な寝床を用意したいですね。
愛犬との暮らしが快適に楽しいものにするためのヒントにしていただければ幸いです。
エムールねどっこ(参照日6月8日)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/emoor-nedogko/sp/
著者情報
のえコアラ
ペット系の専門学校を卒業後、犬の飼育員をしていました。
現在は専業主婦として娘の育児をしながらペット系記事を中心にライター活動をしています。
ゴールデンレトリーバーとチワワを飼っています。
毎日楽しくのんびりと暮らしています。