小さめなキャットタワーが欲しい！選び方やメリットを解説

高いところが好きな猫にとって、キャットタワーは良い遊び場所になります。普段から上下運動をすることで、ストレスや運動不足の解消にも効果が期待できるでしょう。忙しくて猫にかまってあげられないときでも、猫自身が好きなように遊んでくれることが多いというのも利点です。

キャットタワーには高さがあるものやどっしりと大きいもの、子猫やシニア猫向けの低いタイプのものなどがあります。このうち、小さめサイズのキャットタワーは置き場所を取りにくく、設置や掃除がしやすいという飼い主さん側のメリットが多いのが特徴。設置時の圧迫感を軽減したいという方は、小さめなキャットタワーを選ぶと良いでしょう。

ハウスや隠れ家になるスペースがついているものも多いので、小さめサイズでも十分猫のくつろぎ場所になります。また、設置や掃除がしやすいという飼い主さん側のメリットもあります。

小さめなキャットタワーを選ぶ時は、以下のポイントについて確認しましょう。

・猫のサイズや年齢
猫のサイズや年齢に応じて、キャットタワーの高さをチェックしましょう。運動量の少ない猫やシニア猫の場合、キャットタワーは低めのものがおすすめ。また、小柄で足の短い猫はコンパクトなキャットタワーの方が上り下りしやすいこともあります。

・素材
キャットタワーの素材には、ふわふわで肌触りが良いもの、なめらかで毛が付きにくいものなど様々な種類があります。猫が勢いよく乗っても滑りにくい素材かどうかなども確認しておきましょう。

・耐荷重
耐荷重表記を見て、何kgの猫まで使える商品なのかを確認します。商品によっては部品ごと（ハンモックとベッドなど）に耐荷重が違うので、大柄な猫や多頭飼育の場合は特に注意してください。

・ステップ(棚板)の広さ
ステップが広いほど猫が上り下りしやすいです。タワーのてっぺん以外でもくつろげるように、ステップは広めのものを選びましょう。

・設置タイプ
キャットタワーには、床に置いて使う据え置きタイプと、突っ張り棒で壁や天井に支えるタイプがあります。据え置きタイプでは底の厚みや柱の本数、突っ張り棒タイプは突っ張り具合の調整がしやすいかどうかなどをチェックしておきましょう。

続いて、小さめなキャットタワーを6つご紹介します。コンパクトなキャットタワーは省スペースで設置できるものが多く、置き場所を選びにくいというのが大きなメリットです。幅が狭いものや奥行が短いものなど商品によって特徴は異なるので、猫に合ったもの・お部屋に合ったものを選んでください。

柔らかな手触りの小さめなキャットタワーです。1番下には入って遊べる小部屋があり、てっぺんには猫耳のついた台座も付いています。パンチして楽しめるポンポンが2か所についているので、遊び好きな猫にぴったりです。支柱には麻縄が巻かれており、爪とぎをすることもできます。

サイズは幅66×奥行40×高さ89cmで、上り下りがしにくくなったシニア猫にも使いやすい、小さめのキャットタワーです。

猫が楽しめそうな機能がたくさんついた小さめのキャットタワー。支柱には爪とぎ可能な麻縄が巻かれており、しっかりと爪をとぎやすいようになっています。中央部には潜ってリラックスできるトンネルがあり、ふわふわしたベッドが上下に1つずつついています。

幅58×奥行63×高さ102cmで、特に幅がコンパクトなので、置き場所を選びにくいのが特徴です。

モダンでシックなデザインの小さめのキャットタワーです。2段タイプで、上下の支柱には爪とぎできる麻縄が巻かれています。狭い所が好きな猫の性質を考えてデザインされたハンモック付き。ゴム付きのモコモコボールやうさぎの毛を使用したバネのおもちゃも付いていて、遊びの要素も取り入れられています。

サイズは幅56×奥行33×高さ76cm。奥行きが特にコンパクトです。

マイクロファイバー調の生地を使用した小さめのキャットタワー。丸みのあるデザインが特徴で、てっぺんにはのぞき穴の開いたトンネルが付いています。2段目の棚板からぶら下がっているボールはじゃれて遊ぶことができ、鈴が付いているので音のなるおもちゃが好きな猫ちゃんにぴったり。

サイズは幅約45×奥行約45×高さ約78cmと、キャットタワーの中でも小さめです。

どんなインテリアにもフィットしやすい、モダンなデザインのキャットタワー。サイズは幅37×奥行37×高さ73cmで、限られたスペースにも置きやすいコンパクトさです。寝床にぴったりのボックスの中や爪とぎ用の支柱、ボールのおもちゃがあり、小さめながらいろいろな機能が付いています。

てっぺんに設置するマットにはマジックテープが付いているので、猫が勢いよく飛び乗ってもずれにくくなっています。

和洋どちらのインテリアにも合わせやすいデザインと、落ち着いた色味が特徴的な小さめキャットタワー。最上部にあるボックスは、中に入ってくつろぐだけでなく上に乗って見晴らし台としても使えます。爪みがき柱は、ゴミが出にくい縄・爪にやさしいカーペットの2種類。

そのほか、棚やボックスなどあちこちが爪磨き素材になっています。揺らして遊べるボールのおもちゃは着脱可能。サイズは幅58×奥行き34×高さ89.5cmです。

キャットタワーを選ぶ時は、愛猫の大きさや年齢に合ったものを選ぶことが大切です。小さめなキャットタワーは、子猫からシニア猫まで使いやすい点、省スペースで設置しやすい点がメリット。商品によってサイズも少しずつ異なるので、お部屋のどこに置きたいのかを考えて幅・奥行き・高さなどを確認してみましょう。

そのほか、猫の体格・性格・年齢に応じて、爪とぎやおもちゃ、運動できるステップなどの機能にも注目しながら選んでみてください。