子猫の睡眠時間はどのくらい？

猫は寝子という語源がある説があるほど、睡眠時間が長いと言われている動物でもあるのです。
子猫の睡眠時間はどれくらいなのか、そしてどこで寝ているのかを紹介していきます。

初めて子猫を飼う人は特に、あまり長い時間寝ている子猫を見て、具合が悪いんじゃないかな…？と思う方も多いでしょう。ですがそのような心配はいりません。

動物の睡眠時間は食生活と大いに関係しており、一般的に草食動物は睡眠時間が短く、肉食動物は長く睡眠をとると言われています。
なぜかというと、肉食動物は狩りをする時間以外は体力を温存するため、長く眠り休息を取るからです。

ネコ科の動物は肉食動物なので、子猫の睡眠時間が長いのは当たり前です。
さらに寝ている時間に成長ホルモンが分泌されることから、成長時にはより多く寝ると言われています。

そして授乳中はミルクの時間以外がほぼすべて睡眠時間なのです。離乳が始まっても１日２０時間以上寝る子猫も多いと言われています。

希に、夜中や明け方に走り回る子猫に睡眠を妨げられてしまう、という方もいます。
そのような場合には、一人で転がして遊べるようなオモチャを与えてみてくださいね。
たくさん遊んだ後は満足して寝ると言われています。

子猫の睡眠は徐々に飼い主の生活スタイルに合っていくとされるので、飼い主次第というところもあるでしょう。

飼い主が用意した場所で子猫が必ず寝るというのはなかなかないかと思います。
猫は寝場所の好みが強いともいわれていて、ソファーのど真ん中で開放的に寝る子猫もいます。
また、かごの中に納まって寝ることが好きな子猫もいます。
それ以外にも布団などにすっぽり埋もれるような寝方が好きな子猫もいるでしょう。

床よりも高くて隠れることが出来る場所、そして柔らかな場所を好む傾向にあると言われています。
子猫の性格を見極めながら子猫が寝る場所を選べるよう、色々な場所に用意してあげると一番いいかと思います。

ふわふわとした暖かい素材で子猫が丸まって寝ることができる、大きさの縁や囲いがあると良いでしょう。
子猫の成長に合わせて中身を変えるような工夫も大切です。

飼いネコは夜に眠ることが多いと言われています。
猫は夜行性と言われていますが、夜行性の動物であっても、起きている必要がない場合には夜に寝るそうです。

飼いネコの場合は、食べ物をくれたり遊んでくれたりする飼い主さんが起きている間が活動しやすい時間帯です。
元気いっぱい動ける方がネコ側も都合がいいので、飼い主さんに合わせて夜眠るようになるそうです。

そしてくっついて寝ている猫もよくいますが、くっつくことを許せるのは相手を信頼している証拠でもあると言われています。

お腹を見せて寝ているときは、体温を下げようとする体勢と言われています。
おなかは急所の場所でもあるので、安心できるところでしかこのポーズにはならないそうです。

猫は肉食動物なので睡眠時間も長いので、心配をする必要はないです。
たくさん寝ることで大きく成長するので、寝ている時はそっとしておいてあげましょう。