ここでは、留守番をすることができない犬が、なぜ留守番をすることができないのか、その理由や対処法についてご紹介をしていきます。
留守番できない犬とは
留守番をすることのできる犬とできない犬には、大きな違いがあります。
留守番をすることができる犬はとにかくお利口に家の中で過ごすことができ、飼い主の帰りを忠実に待てます。
しかし留守番をすることができない犬は、とにかく迷惑行為を繰り返し、飼い主が「留守番をさせられない」と感じてしまいます。
そんな留守番できない犬がどのような行動をとるのかと言うと、以下のようになっています。
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・ずっと吠えている
これについては近隣から苦情がくることが多く判明します。
・家の中のものを破壊した
飼い主が出先から帰宅するとティッシュが散らばっていたり、花瓶やお皿などといった陶器が割られていたりなど、とにかく悲惨な状態になっています。
・体調を崩した
慣れていないことで下痢をしたり嘔吐をしたりと体調をぐずり、帰るとぐったりとしています。
犬が留守番できない理由
犬が留守番をすることができない理由には様々なものが挙げられます。
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飼い主が溺愛しすぎている
犬も家族の一員であり、子供のように溺愛する飼い主も多いです。しかしそんな溺愛は、犬が留守番できなくなる原因の一つになってしまいます。
飼い主が溺愛すると、飼い主がいない時、犬が寂しく感じてしまいます。普段ずっと家の中で犬と一緒にくっついているような飼い主は注意が必要です。
留守番の意味がわかっていない
留守番ができない理由として、そもそも留守番の意味がわかっていない場合があります。
留守番の意味がわかっていなければ、飼い主が急にいなくなったと勘違いし、不安感が大きくなり問題行動を起こしてしまいます。
1人で過ごすことに慣れていない
家族が多い場合や飼い主といる時間が長い犬は、1人で過ごす時間になれていないことがあります。
その場合には、急に1人になると不安感を抱き、問題行動を起こしてしまいます。
犬が留守番できない時の対処法
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では、留守番をすることのできない場合にはどのような対処法をすれば良いのでしょうか。
留守番の時間を有意義に過ごさせる
飼い主がいなくて寂しかったり問題行動が目立つ犬の場合、夢中になるおもちゃなどを与えておけば楽しんで遊んでくれます。
気が付くと飼い主が帰ってくる時間、という感覚になってくれるので、今後の留守番も難なく行えます。
不安感を取り除く
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飼い主が自分を置いていったと思い不安になることから、その不安感を取り除く必要があります。
外に行く時には行く準備をする段階から犬に見せ、帰ってきたら帰ってきたということをしっかりとアピールするようにしてください。
そうすれば犬は次第に、待っていれば飼い主が帰ってくるということを理解します。
慣れさせる
留守番になれていないのであれば、初めから長時間の留守番をさせるのではなく、徐々に慣れさせる必要があります、
10分程度の留守番から徐々に時間を増やしていき、少しずつ慣れさせていくことがおすすめです。
留守番ができたらしっかりと褒めてあげることもポイントです。
理由と対処法を見極める
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犬が留守番をできない理由には、飼い主が溺愛しすぎている・留守番の意味がわかっていない・1人で過ごすことに慣れていないなどが挙げられます。
できない理由を見つけ、その理由にあった対処法を行うことができると良いですね。
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UCHINOCO編集部
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