ブラッシングを効果とは?
人も髪の毛をブラッシングしますが、全身がふさふさの豊かな被毛に追われている犬にとってブラッシングは大切なケアになります。
ブラッシングすることで余分な抜け毛を抜くことができ、新しい被毛を生えやすくするために新陳代謝を活発にする効果が期待できます。
さらには、血流を良くすることで免疫力を高め皮膚のバリア機能を維持することで皮膚炎などの皮膚トラブルを予防します。
犬は被毛に湿気がこもりやすく、定期的にブラッシングすることで被毛の換気をして湿気をため込まないようにすることが大切になります。
犬は皮膚トラブルが起きやすい動物でもあり、特にダブルコートの長毛犬は毛玉などができやすいためブラッシングを定期的に行う必要があります。
ブラッシングはシャンプーの間の被毛を清潔に維持するケアとしても有効であり、毎日愛犬の身体をさわってブラッシングすることにより、健康チェックにつながります。
なによりもブラッシングを通して飼い主さんと愛犬がふれあい、コミュニケーションをとることで信頼関係を築くことができるため大切なケアと言えるでしょう。
このようにブラッシングは犬にとっても飼い主さんにとっても嬉しい効果ばかりですが、具体的にどのようなことに気をつけてケアをすれば良いのでしょうか?
ブラッシングのやり方を紹介します。
ブラッシングのやり方のポイント3選
ブラッシングのやり方のポイントを紹介します。
愛犬の性格によってもブラッシングのやり方は違ってきますので参考にして下さいね。
① 毛の流れにそってブラッシングする
具体的なブラッシング方法ですが毛の流れにそってブラッシングすることが基本になります。
また、毛深い愛犬の場合には何ブロックかに分けて被毛をかき上げてブラッシングしてあげるとより効果的です。
耳の後ろや内股、尻尾まわりは毛玉ができやすいためより念入りにブラッシングをします。
尻尾周りの毛は柔らかいため少しずつ毛束をもち優しくブラッシングすることがポイントです。
毛玉は無理にとかすと嫌がる原因になるため、少しずつコームでほぐしていきます。
毛玉取りはコツがは必要ですので、トリミングサロンの利用も検討しましょう。
②適切な道具を選ぶ
ブラッシングをするためにはブラシや櫛が必要になりますが、犬用のブラシにもいくつか種類があります。
1番ポピュラーな用品はスリッカーと呼ばれる細かい針のようなものがついた犬専用のブラシです。
アンダーヘアーをキャッチして効果的にブラッシングできるスリッカーはマッサージ効果もあるため、一つは持っていたいアイテムになります。
さらには広範囲に被毛をとかせるピンブラシと仕上げに使用するコームは持っていたいブラッシングアイテムになります。
また、愛犬の体に優しいラバーブラシという商品もあるので、どのようなアイテムでブラッシングすれば愛犬に適しているのかを吟味して使用することが大切になります。
③全身をさわることを嫌がらないようにしつけを
ブラッシングは全身をくまなく触るケアになります。
尻尾周りや顔まわりは愛犬にとって苦手な場所になるため、ブラッシングを嫌がる愛犬もいます。
ポイントは幼少期から全身をさわることに慣らしておき、社会科をしっかりとしてしつけをすることが大切です。
飼い主さんとコミュニケーションを密に取り、信頼関係をきちんと築いておくことが大切になります。
ブラッシングは犬にとって基本的なケアになりますので、早めに慣れさせておき楽しみながらケアできれば良いでしょう。
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UCHINOCO編集部
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