犬と暮らすということ
昔から犬は人の良きパートナーとして生活してきました。
猟犬や作業犬などさまざまな場面で活躍していた犬は人の生活にもなじみやすく、現在でも猫と並び人気のペットになります。
そんな犬との暮らしはさまざまな思い出を作ることもでき、人生のパートナーとしても魅力的です。だからこそ、飼う前の判断材料として考えたいことわを紹介します。
①10数年お世話は続く
犬は生き物であり、当然ながら一度飼ってしまえば生涯面倒を見る必要があります。
思っていたのと違った、引っ越すからなどという身勝手な理由で犬を捨てる無責任な飼い主がいますが、命を一度飼うと決めた以上は責任がありますので、途中で止めるということは絶対に許されないことです。
また、犬の平均寿命は10年〜15年前後になります。飼い主さんはその10数年の間に生活が変化する方もいらっしゃるでしょう。
そんな変化した状況でも変わらずに、犬を飼い続けることができるかどうか先のことを見据えて犬を迎えるかどうか考える必要があります。
②犬の寿命は10年〜15年前後
上で紹介したことの延長線になりますが、犬の寿命は10年〜15年前後になります。
もちろんそのこによって寿命は異なりますので、それ以上生きる子もいます。
しかし、どんなに長寿な犬であろうと、よっぽどのことがない限りは飼い主さんより先に天国に行くことになり飼い主さんが最期を見とることになるでしょう。
残念ながら犬は生きてきますので、一生生きていることは不可能です。
それは人も一緒ですが、長年連れ添った愛犬の死を看取ることは飼い主さんにとって辛い経験になります。
中には愛犬を喪った喪失感からペットロスになってしまい深い悲しみに包まれる飼い主さんもいます。
しかし、大事に連れ添った家族であるからこそ愛犬の最期を看取る事は飼い主さんの大事な役割です。
犬を飼う前に必ず別れがあるんだと認識しておくことが必要です。
③意外とお金がかかる
犬を飼うには以外とお金がかかります。
近年ではペット用の保険も充実してきたため、当初より医療費の負担は軽くなりました。
しかし、病気になった際の治療費は人よりも割高になることが多いです。
また、健康な犬であっても一年間のフィラリアの予防薬やワクチン摂取、狂犬病の予防接種などは欠かせません。
治療費の他にももちろんドッグフードの食費やリードやケージを用意する費用も必要になります。
愛犬に一生涯にかかるお金は数百万円と言われており、犬を飼うときには経済的余裕も必要になります。
④臭いがある
犬好きな人はそこまで気にならないかもしれませんが、やはり犬も動物ですので犬独特の獣臭さがあります。
部屋の掃除や換気、ケージの掃除をこまめにしておかないと家に臭いがついてしまうことがあります。
当然、犬が苦手な方もいますのでそんな方が来客した際には臭いを指摘されてしまう可能性もあります。
突然の来客などにも対応できるようにこまめに掃除しておくことが必要です。
部屋には空気清浄機を設置したり、防臭効果のある家具を使用するのがオススメです。
⑤トイレの世話をしなくてはならない
犬はしつけにより、トイレの場所を覚えてそこで用を足すようにすることは可能ですが、自分で排泄物を処理することはできません。
当然排泄物の処理は飼い主さんの役割であり、清潔に保つためには細めに掃除することが大切です。
また、トイレが汚いままだと感染症や臭いの原因にもなるため定期的に掃除して綺麗な状態をキープしましょう。
犬と素敵な暮らしを
犬を飼う前に知りたいことを5選紹介しました。
犬との暮らしには覚悟とお金が必要であり、責任を伴います。
しかし、犬は最高のパートナーとして飼い主さんの頼れる味方になってくれますよ。
是非飼う前の参考にしてください。
著者情報
UCHINOCO編集部
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