トイプードルの特徴は?
まるでうごくぬいぐるみのような、愛らしい容姿のトイプードルはドイツが原産国の犬です。
元々はプードルは現在のスタンダード・プードルサイズの大型犬しかいませんでした。
また、プードルの毛が独特なカットされるようになったのは、水鳥などを回収する猟犬として活躍していたプードルが水に入った際に泳ぎやすく且つ、心臓などの大事な部分を保護する目的でした。
その後フランスの貴族の間で愛玩犬としての需要が高まり、現在のトイプードルなど小型化が進められました。
同時に愛玩犬として飼われるプードルが増え、個性を主張するおしゃれとしてさまざまなカットが生まれました。
その愛らしい容姿と忠実な賢さから現在でも飼いやすい犬種として、不動の人気を貫いています。
トイプードルの人気カットは?
トイプードルの飼い主さんやこれからトイプードルを飼いたいと考えている方は色んなカットがあるため、どのカットにしようか迷ってしまうかもしれません。
日本で人気のカットを紹介します。愛犬のカットにお悩みの方の参考になれば幸いです。
①テディベアカット
一番最初にトイプードルと聞くと、このテディベアカットをイメージする方が多いのでは無いでしょうか?
顔まわりはふんわりと毛を残す形にするテディベアカットは文字通りぬいぐるみのように丸いフォルムにふわふわの毛が特徴です。
口周りの毛を長めに残して丸みを持たせることで、さらにテディベアに近くなります。
トイプードルのカットの中でも一番人気のカットになります。
②ラムクリップ
文字通り羊をイメージしたカットで、顔まわりと脚先をバリカンで刈り取ったスタイルです。
ボディー部分はふんわりと丸みを残して整えるため本当の羊のように柔らかい手触りになるので触り心地がとても良いカットです。
顔まわりと足先の毛を刈り取ることで、汚れやすい部分を清潔に保つ効果があります。ご飯の時に口周りが汚れやすい子やシニア犬にオススメのカットです。
③コンチネンタルクリップ
プードルカットの原点といえるカットです。昔から根強い人気があるカットであり、頭部、足、胴の前部分のみ毛を残すカットです。
ドッグショーなどではこのカットが採用されており、よりトイプードルの美しさが際立つカットになっています。
頭部に毛を集中してカットすることでまるで貴族が帽子を被っているような気品と優雅さを感じるカットになります。
自宅でのケアは?
素敵なカットをしてもらうとより一層愛犬の可愛さが際立ちますよね。
そんな可愛い状態を少しでも長く保つためには自宅でのケアがポイントです。
自宅ではスリッカーと呼ばれる犬用のブラシを使用してこまめにブラッシングしてあげましょう。
トイプードルの毛は柔らかいので毛玉が出来やすく、毛玉は皮膚病の原因にもなります。毛玉ができた場合には無理やりハサミなどで切ってしまうと毛を傷めたり、怪我の原因になりますので、優しくコームを使用してほぐします。
どうしても自宅で毛玉が取れない時にほプロのトリマーさんにお願いすることが無難です。
ブラッシングにはマッサージ効果もあり、新陳代謝を活発にしてくれるた皮膚の健康にもつながります。
素敵なカットを見つけよう
トイプードルの代表的なカットについて紹介しました。ふわふわの毛質で触りごごち抜群のプードルはカット一つでそのふわふわな毛も印象がガラッと変わります。
カットの種類も豊富であり、選ぶ楽しみがあります。また、カットもそれぞれの魅力があります。
愛犬にぴったりのカットを見つけて、おしゃれを楽しんでみて下さいね。
著者情報
UCHINOCO編集部
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