実は興味があまりない??
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熱帯魚を飼育している家庭でも、猫がいるときに本当に大丈夫なのか?と素人目には思ってしまいます。ただ、話を聞くと水槽に入っている熱帯魚には興味がないことの方が多いようです。それはその猫がおとなしいからでは?と思い色々と調べてみました。それでも、魔が差してどうしても水槽をのぞき込んでしまうという場合もあるのではないでしょうか?
猫のいる家庭では万が一の事態に備えて、必ず水槽に蓋をしています。これは猫のためでもあ熱帯魚のためにもなります。そんなことで、事故を防げるのであれば、大したことではありませんよね。実は、水槽内の熱帯魚よりも、興味があるのが餌の香りのようです。何にでも興味を示す好奇心旺盛な猫の場合には、特に注意を払うようにしてください。
香りのよい熱帯魚の餌について
熱帯魚の餌は、美味しそうな匂いがします。猫はその匂いに誘われてついつい、水槽の近くをウロウロとしてしまうようです。それは単に餌に興味があるというだけです。そのときに、水槽の上部分に足を掛けてしまわないように、足場になるようなものを避けておくことは鉄則です。毒にはなりませんが、基本的に熱帯魚の餌が、猫の手に届く場所に置かないようにしてください。必ず戸棚などに隠しておくようにしてください。
水槽の位置にも工夫をする
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あまりにも低い位置に水槽を置くのはオススメできません。熱帯魚を観察するためにはある程度の目線の高さに置くのが理想ですが、猫のいる家庭の場合には、やや高めの場所におくのも、一つの方法です。不測の事態に備えるという意味で、そうしている家庭も多いようです。とは言っても水槽の管理をするためには、ある程度の高さに限定されてしまいます。そこは、猫が嫌がるようなグッズを置くなどして、近寄らないようにするほかありません。
猫は突然、何かのスイッチが入ったように狩猟本能を発揮する場合があります。そのときには、破壊をしてでもその獲物に近づこうとしてしまうのです。やはり熱帯魚の命と猫の安全を守るためには水槽のデザインや置き場所なども、一工夫する必要があるのです。
猫が水槽を襲うような場合は飼い主の責任
猫の心理状態を考えてあげてください。目の前に水槽があり、飼い主さんが熱帯魚ばかりに熱を注いでいるとします。そうすると猫によっては嫉妬に狂うわけです。猫に対してもきちんと愛情を注ぎ、猫と熱帯魚、を比べるようなことはしないでください。水槽の管理と、餌を適切に与えていると生き延びられる熱帯魚と、ある程度のお世話が必要な猫とでは明らかに違いがあるからです。
動いているものを、ついつい捕まえたくなるという心理が働いて結果的に、水槽の中に手を入れてしまうのが、よくある顛末です。これは飼い主さんが、きちんと水槽周りの管理をしていないから起きることです。
安全のために部屋を分けるようにする
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水槽を置く場所と、猫が過ごす部屋を分けるようにすることをおすすめします。猫は、勝手気ままに自分の好きな場所に移動しながら、1日の時間を過ごします。そんなときに、水槽の部屋にだけは入れないように、するのも飼い主さんからの優しさですどうしても部屋の構造上、猫が過ごす部屋に水槽を置く場合には、近づけないように本来は、しつけをすれば良いのですが、猫の場合には、なかなか困難です。
飼い主さんのほうで、近くに寄らないように工夫をするほかありません。どちらも命ある生き物です。飼い主さんが感知を完璧に行うようにしてください。それが飼い主としての役割です。熱帯魚の管理と、猫の飼育とは別に考えて管理をするようにしてください。あいまいな気持ちで、同居をさせると不測の事態にも陥ります。くれぐれも注意をしながら、見守るようにしてください。
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UCHINOCO編集部
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