インコを飼いたい！インコの種類を知って正しく飼うことが肝心！

実はインコのには多くの種類があります。それぞれに特徴があります。細かく分けると300種類以上ものインコが存在します。その中でもペットして飼育されているインコが代表的な種類になります。ペットショップに行くと、色鮮やかなインコが販売されています。それぞれに性格も違っていますので、一概に「インコ」である以上どの鳥も同じという感覚では捉えないようにしてください。

ペットして好みの顔つきや羽の色を重要視して選んでしまいがちですが、インコの中にも「性格」や「性質」がそれぞれにあります。この部分を見落とさないようにして、慎重にインコを選ぶようにすることが大事です。

頬紅をしているような愛らしい表情のインコがオカメインコです。インコは人懐っこい性格をしています。初心者の飼い主さんでもすぐに、オカメインコの温厚な性格に惹かれて、ますますインコの世界に引き込まれていくはずです。とても甘えん坊な性格をしていますので、犬や猫のように飼い主さんに依存してしまう傾向もあるほどです。

実はかなり臆病で神経質な性格を持ち合わせています。ただ一つ気を付けてほしいのが、オカメインコはその繊細な性格ゆえに時折、パニックを起こす場合があることです。何気ない刺激でも、鳥かごの中で大暴れをしてしまうことがあるのです。

季節性の雷や地震が原因になる場合がほとんどです。そして、急激な光や物の落下音などにも驚いてしまいます。室内にいても、窓の外に他の鳥を見かけたときにもパニックを起こす場合もあります。羽をばたつかせて落ち着かない様子が数分続いてしまいます。

あまりにも静かすぎる環境では、物音に過敏になってしまいます。家族が出入りするリビングなどで飼育するのが理想的です。ある程度の生活音に慣れておくとパニックを起こしにくくなります。夜も、あまりにも真っ暗にし過ぎずにライトが差し込むような環境を作り出してあげると安心できるはずです。

セキセイインコは飼い主さんや家族に対してもすぐに打ち解けて人懐っこい性格が特徴です。雛の時期から愛情をかけて育てた分、セキセイインコも飼い主さんに対しては忠実に愛情を向けてくれるようになります。セキセイインコはとても好奇心旺盛で、鳥かごの外の世界にも興味を示すようになります。

飼い主さんと一緒に遊ぶことも、大好きです。構ってほしい！といつも思っている愛らしい種類のインコです。とても単純な性格をしていますので、明るく快活な飼い主さんとの暮らしの中で元気に成長できるタイプのインコです。

足の関節をよく見ると、白い節が出来ている場合があります。これは痛風に掛かっている症状です。痛風になると足を上げたままの姿勢になります。そして排尿が出来なくなりますので早めに気づいてあげましょう。葉類を積極的に与えることで、痛風を予防できます。

愛情深いインコとしてはコザクラインコを外すことはできません。まずは飼い主さんに触ってもらうことが大好きで常に一緒に居たいと考えているような様子を見せます。さすがに、ラブバードと呼ばれる理由がわかります。飼い主さんにも比較的時間の余裕がある場合には最適なパートナーとなるはずです。

但し、なかなか嫉妬深い部分を持ち合わせていますので、他のインコと一緒に飼育するような場合には、注意が必要です。一心に愛情を注がれたいタイプのインコですので、飼育方法もきちんと考えてあげないといけません。できれば一羽飼いが向いています。

おしゃべりはそれほど上手ではありません。それでも、大切に冬は保温、夏は通風や適温に気を配って正しい餌を与えることで長生きをしてくれる可能性が高いインコです。

ご紹介したインコのほかにも

・モモイロインコ
・サザナミインコ
・マメルリハ
・ウロコインコ
・ボタンインコ

など、大きさや羽の色、性格に特徴があるインコが多く存在します。大きさや飼育のしやすさ、性格、寿命などをよく考えて自分のライフスタイルに合うインコを探して飼育するようにすると、インコとの暮らしもより一層楽しいものになるはずです。