ペルシャの血が入ったエキゾチックショートヘアの特徴や性格、注意点とは

エキゾチックショートヘアの見た目は、丸い形をした頭に短い鼻とまさにペルシャ猫の特徴が残っています。足やしっぽは短めで、尻尾が丸いことも特徴です。

エキゾチックショートヘアの毛の色は、ホワイト、 レッド、ブルー、クリームなど色々な色があります。

エキゾチックショートヘアの祖先であるペルシャ猫と、 アメリカンショートヘアは全く逆の性格にあり落ち着いているペルシャ猫に比べて、アメリカンショートヘアは活発です。エキゾチックショートヘアは普段は落ち着いてますが、突然活発な動きを見せることがあります。ペルシャ猫やアメリカンショートヘアの名残が残ってるのです。

人懐っこく甘えん坊で、抱かれても嫌がりません。また他に犬や猫などがいても、コミュニケーションをとるのが上手で問題はないでしょう。

運動能力はペルシャ猫の性質が残り、 あまり高くはないのですが活発なアメリカンショートヘアの性質が突然出ることがあります。突然高いところ登って、運動神経が良くないため降りることができなくなることもあるので、遊んでる時は特に注意が必要です。

エキゾチックショートヘアの歴史は50年ほどにあり、きっかけはペルシャ猫とアメリカンショートヘアーの交配でした。短い毛の猫が生まれたことにより、この猫は1966年にアメリカ・キャットファンシアーズ協会に登録されました。元々は銀の毛の猫だけが対象となっていたのですが、他の毛の色の猫も生まれてくることが多くなりこれら全ての猫を含めて、エキゾチックショートヘアという名前になりました。

まだ交配が始まってから長くはたっておらず、ペルシャ猫とアメリカンショートヘアの間から長い毛のエキゾチックが生まれてくることもあります。 長い毛のエキゾチックは、エキゾチックショートヘアという分類ではなく、ペルシャとして認定されることもエキゾチックロングヘアとして認定されることもあります。

猫は遺伝による病気に特に気をつける必要があるのですが、ペルシャ猫は遺伝による疾患が多いためエキゾチックショートヘアは特に気をつけなければいけません。特にペルシャ猫がよく起こす賢蔵病は、エキゾチックショートヘアでもよく起こり完治が不可能なため食事療法などでコントロールしていくしかないのです。

また欠席ができやすく、尿道が封鎖してしまうと命に関わります。猫は人間のように水を多く飲まないので特に注意が必要です。おしっこの量や色には日頃から気をつけておく必要があります。

他にも心臓病や白内障、遺伝性難聴など気をつけなければならない病気が多くあります。普段から猫の様子に気をつけて、少しでも気になることがあったら病院に相談する必要があります。

エキゾチックショートヘアは、鼻がつぶれた形をしてる子が多く着色料や香料には特に気をつけてあげる必要があります。 流涙症につながるため無添加なものを選ぶようにしてください。

また元々筋肉質な体型でありこの体型を保つためにも、高タンパク質な食事を 与えるように心がけてください。小麦や大豆、トウモロコシはエキゾチックショートヘアに限らず食物アレルギーを起こしやすいのでグレインフリーのものを選ぶようにしてください。

猫の餌でアメリカンショートヘア用とペルシャ用とあるのですが、アメリカンショートヘア用の方がタンパク質が高いためおすすめです。