多発する猫のエンジンルーム事故について

寒くなると起きやすい事故として注目されているのが、猫のエンジンルーム事故です。猫にとってエンジンルームは寒さを凌げる絶好のポイントでもあるのですが、なぜエンジンルームなのでしょうか。 2018年07月20日作成

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季節が寒くなると、猫のエンジンルームでの事故が増えてきます。しかし、一体どのようにしてエンジンルームに入り、そんな狭い中で寒さを凌ぐのでしょうか。ここでは、猫のエンジンルーム事故について解説していきます。

猫のエンジンルーム事故について

季節が寒くなるにつれ、寒さを凌ぐために、猫がエンジンルームに入り込んでしまうことがあります。そして、それに気づかないまま車を発進させることにより、猫が事故にあってしまうケースが増えてきています。

猫は、ビックリすることがあるとパニックを起こしてしまいます。そのため、パニックを起こした猫は、エンジンルームから出ることも出来ず、タイヤの隙間に落ちてしまったり、熱で焼け死んでしまったりという何ともいたたまれない事故になってしまうのです。

また、中には、まさか猫がエンジンルームにいるとは分からず、臭いで異変に気付き、気づいたら死んでしまっていたということもあるそうです。

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エンジンルームにはどこからどうやって入っているの?

それでは、猫は一体どこからエンジンルームに入っていくのでしょうか。ここでは、どうやって入り込んでしまうのかを説明してきます。

実は、エンジンルームの下には、部品と部品の間にごく僅かですが猫が出入りできる空間があります。この空間に入り込んで、暖を求め進んでいくうちに、猫はエンジンルームにたどり着くのです。

しかし、いくら空間があるとはいえ、成猫が入るには狭すぎです。実は、エンジンルームでの事故は、成猫ではなく子猫が圧倒的に多いのです。

猫がエンジンルームに入る理由とは?

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それでは、なぜ猫はエンジンルームに好んで入っていくのでしょうか。実は、これには猫の性質が大きく関係しているのです。

暖をとるため

かつては砂漠で生活をしていた猫は、暑さには強ですが寒さは大の苦手です。そのため、寒くなると、猫は暖を求め暖かい場所を探すのです。

暗くて狭い場所を好むから

猫は、外敵から身を守ることができる暗くて狭い空間が大好きです。そのため、エンジンルームは暗くて狭いことから、絶好の隠れ家でもあるのです。

静かな場所を好むから

警戒心が強く神経質である猫は、基本的に賑やかな場所を嫌います。そのため、静かな場所でゆっくりと休みたいのです。

エンジンルーム事故を防止するために

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それでは、どのような行動をすれば、猫のエンジンルーム事故を未然に防ぐことができるのでしょうか。ここでは、事故を未然に防ぐ方法を3つ紹介していきます。

エンジンルーム内の確認

少しめんどくさいと感じる方も多いかもしれませんが、エンジンルーム内を目視することは、事故を未然に防ぐうえで非常に大切な行動です。また、エンジンルーム内を確認することで、猫がいた痕跡なども発見できることもあるため、なるべく積極的に行いましょう。

猫バンバンをやってみる

自動車企業も推奨している【猫バンバン】をして、猫がいないかの確認をします。猫バンバンとは、ボンネットを叩いて猫を外に出させる行動のひとつで、事故を未然に防ぐ行動として注目されてきています。

超音波発生器などを設置する

猫は聴力に優れているため、私たち人間が聞こえない音も敏感に反応します。そのため、エンジンルームへの侵入を防ぐため、超音波発生器などを設置するという方法もあります。

超音波発生器は、猫など近づくと自動的に超音波を発生する機能が備わっているため、車付近に設置しておけば、事故を未然に防ぐことが可能です。

ただし、設置にためらう方も多いのが現状なので、地味な行動ではありますが、猫バンバンや直接エンジンルームを開けて確認するほうが、費用も掛からないほか、猫への負担も少ないため良いのではないでしょうか。

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UCHINOCO編集部

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