抱っこしたい!猫を上手に抱っこするコツは?

可愛い猫を抱っこしたいと思っても、自分の家では飼っていないなどの理由で抱っこの仕方が分からない方もいるかとおもいます。猫の正しい抱っこのコツをお教えしましょう。 2018年05月01日作成

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自分の家では猫を飼っていないから抱っこの仕方が分からない、愛猫が抱っこを嫌がるなどの抱っこに関するコツをお教えします。抱っこを嫌がる理由と正しい抱っこのコツについて考えてみましょう。

猫が抱っこを嫌がる理由とは?

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本来猫はあまり抱っこされるのを好みません。そんな事言ってしまったら身も蓋もないのですが、猫は束縛されるのが嫌いなのです。元々そんな性分の猫なので、何かをしている途中に抱っこするのは当然の如く嫌がるでしょう。無理矢理に抱っこするのではなく、猫が何もせずリラックスしている時を狙って抱っこの練習をする事をおすすめします。

本当であればこちらから抱っこするために寄って行くのではなく、向こうがすり寄ってきたりしたタイミングで抱っこするのが好ましいでしょう。人間がしたい事を押し付けないのが猫と接する上でのコツです。

早いスピードで抱き上げない

人間の子供をたかいたかいする時に、ワッと持ち上げてあやしたりしますが、この様に上半身だけを抱える抱っこの仕方は猫は怖がります。なぜなら、後ろ足がブランブランと不安定になるからです。この不安定な状態は片手をお尻に添えてあげる事で解消でき、猫も安心します。持ち上げる時もゆっくりと抱えてあげるのがコツです。

速いスピードで人間が動作する事は猫が身構えてしまう原因の一つでもあります。臆病な警戒心の強い猫になってしまうのは、人間の早い動作に瞬間的に攻撃の体勢を取らせる事になるのが原因です。抱っこしようとサッと近づく事が、猫にとっては臨戦態勢をとらせるという事につながってしまい、抱っこを嫌いになる要因ともなります。

嫌がったら止める

抱っこしている最中にバタバタして嫌がっている様だったら、無理に抱っこし続けてはいけません。手を伸ばして突っ張ったり尻尾を早く動かしたら嫌がっているサインです。それ以上強引に抱っこするのは止めましょう。

抱っこを苦痛に思わせてしまうし、人間に対して噛みつく・引っ掻くなどするようになってしまう危険性があります。抱っこは嫌なものではないんだという事を教えるためにもすぐに降ろしてあげましょう。

香水やタバコの匂いには注意!

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犬と同様、猫も匂いには敏感です。猫が最も嫌う匂いはキツイ香水の匂いとタバコの匂いです。抱っこする人間がこの匂いを漂わせていると、猫は嫌悪感を抱いて抱っこを嫌がるでしょう。猫に好かれたいと思ったらまずこの二つは匂わせない事です。なんの匂いも付いていないTシャツやトレーナーなどに着替えてから抱っこするのがコツです。

抱っこに対するトラウマを解いてあげよう

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元々抱っこがあまり好きではない猫は、人に触れる事にも慣れていないという事があげられます。そもそもの理由が人間に触れられる事に慣れていなければ抱っこは夢のまた夢になってしまいます。これを解いてあげられるコツは、猫から寄ってくるのをじっと待つ事です。

無理強いをされるのが苦手な猫ですから、向こうから来るまで根気よく待ちましょう。冬などの寒い時期はチャンスです。猫はあぐらをかいている人の足の上に座るのは大好きです。全身を暖かく包んでくれるあぐらの体勢が落ち着くのでしょう。この時が抱っこのチャンスです。

寒い時期にあぐらをかいて待ち構え、寄ってきてあぐらの中心にちょこんと座ったら、そっとお尻を固定させてゆっくりと抱っこする、これを繰り返してみましょう。そうしているうちに猫自身が抱っこされたくて寄ってくるようになります。抱っこに対する嫌なイメージを解くのは、このように猫の気分に合わせてあげる事がコツでしょう。それから寒い冬にもおすすめです。

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UCHINOCO編集部

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