初対面のワンちゃんと仲良くなりたい。うちの子と、もっと信頼関係を深めたい。子犬の抱き方が分からない。分かっているようで意外と知らない、犬の正しい触り方と抱き方をご紹介します。
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触る前にやることがある!
犬は警戒心が強いため、突然何かをされると非常に驚き、自分の身を守るために噛んだり攻撃的になったりします。どんな犬にも、触る前に一番最初にやることは「声をかける」ことです。「これから触るよ」という合図になりますし、心構えができます。
初対面の犬には、正面からゆっくりと手を差し出して反応を伺います。怯えたり、怒ったりしてくるようであれば触るのは止めた方がよいでしょう。
触るときは同じ目線になろう!
小型犬を触る時は、できるだけ目線が近づくようにしゃがんで触ると、犬の警戒心が和らぎます。また、犬の頭より下から触るようにしましょう。立ったまま上から覆いかぶさるように触ろうとすると、犬は叩かれるんじゃないかと思い怖がることがあります。
警戒心を解き、少しずつ距離を縮めていきましょう。
抱き方と注意点
抱っこされるのが好きな犬も多いのではないでしょうか。大好きな飼い主に抱っこされている時間は、最高のリラックスタイムです。しかし、間違った抱き方をしていると体にも負担がかかってしまいます。
抱き方は犬の大きさや種類によっても違ってきますが、基本的には片方の手でお腹の下を支え、もう片方の手でお尻を支えます。脇の下だけで支えたり、片手で抱えたりすると、体にも負担がかかる上に暴れて落下し、ケガをする恐れがあります。
特にダックスフンドやコーギーなど胴長短足の種類は、脇の下だけを支えて万歳の状態で抱き上げると、非常に腰を痛めやすいです。抱き上げる時から、お尻を支えるようにしましょう。
子犬を触って抱っこする!
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子犬がおうちにやってきた!触りたい!抱っこしたい!その気持ち、よくわかります。しかし、子犬はとてもデリーケートです。はやる気持ちを抑えて、落ち着いて接していきましょう。
触るときは、先ほどと同じように、まず声をかけてあげます。そして優しく優しくなでるようにしましょう。抱くときは、必ず両手で抱くようにします。小さいので片手でも持ち上げれてしまうのですが、突然暴れだし落下する可能性もあります。子犬が人の高さから落下すると、最悪死に至ることもあるので、十分注意してください。落下を防ぐためにも、床か椅子に座って膝の上で抱く事をお勧めします。
そして、子犬は「触りすぎない」ことが大切です。まだ体力もなく疲れやすいため、触られすぎるとストレスを感じることがあります。そうすると体調を崩す原因にもなるので、注意が必要です。
スキンシップが信頼関係を作る
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犬と信頼関係を深めるためには、スキンシップはとても大切です。毎日、少しの時間でも「声をかける」「触る」「抱く」といったスキンシップをとってあげてください。
その時間の積み重ねが、信頼関係を深める第一歩だと思います。
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UCHINOCO編集部
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