犬種によって寿命が違う?

犬種ごとのおおよその寿命というのはあくまでもデータ上のことで、概ね小型犬の方が大型犬よりも長生きをする傾向があることは広く知られていることです。その根拠や犬種ごとの寿命について調べてみました。 2018年04月06日作成

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犬種によって寿命の差はなぜあるの?

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愛犬の平均寿命の話になると涙腺が弱くなるという人は本当に多いものです。ただ、どうしても犬種ごとに平均寿命というものがあります。比較的長生きする犬種、短命の犬種、その違いはどこから来るのでしょうか?素朴に考えている人にとっても、重要な情報です。ただ、大切にしたいのは愛犬の寿命を知ったうえで、時間を大切に過ごすという飼い主としての決意です。

犬同士なのに寿命に差があることへの疑問

大型犬は心臓も内臓も全ての臓器が華奢な小型犬と比べると強くて頑丈なのでは?と思われがちなのですが実のところ、その逆で、大きな体を維持すること自体が本当に大変で、それに見合うだけの強さを持っている大型犬は稀だと言われるほどです。細胞の老化も早く寿命も短いのはそこに理由があるのです。

大型犬を長生きさせるためには

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大型犬を長生きさせるためにできることは、良質のドッグフードを厳選して効率よく栄養を全身行き渡らせることが重要です。そして、若いうちから運動を日課にして十分な筋肉をつけておくことが大切です。大きな体をしているので老後、自分の足て立てなくなってしまうと老化は進んでしまうからです。そして運動不足によって肥満を引き起こす可能性もあるからです。

寿命のカウントダウンではなく今を大切に生きる

飼い主の心情としては大型犬の平均寿命に左右をされがちです。そうではなく、獣医師に相談をしながらその犬に合う定期検診や持病との付き合い方についても、普段から十分に話し合う必要性があります。年齢と共にサプリメントが必要になる場合もあります。ただ、そのサプリメントで大型犬のQOLが上がるのであれば大いに意味のあることだと思います。今をどう生きるのか?を常に考えることに情熱を注いぐほうが、飼い主も大型犬も幸せなはずです。

寿命を短くするのは持病と環境

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若い頃から持病のある犬は、適切な検査やケアを普段から受けていますので、急変することは、何とか防げるものです。ただ、犬の体調というのは半日でかわってしまうものですので、常に犬の健康には気を配り、信頼の置ける獣医師との付き合いがなによりも長生きをさせる鍵になります。そして、犬種に見合う環境を整える努力は、飼い主が行うべきことです。

年齢に沿った環境作りを

その犬種の老化を防ぐ努力をしていても、弱ってくる体の機能はあるものです。段差のないスペースでゆったりと休ませる工夫や、これまではアクティブに出かけていた犬との時間も、徐々にスローなものにシフトしていくなど、愛情を持った環境づくりが長生きを手助けします。

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UCHINOCO編集部

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