子犬の里親になりたい!なるために必要なことは?

犬を飼うなら、動物愛護センターや動物愛護団体から里親という形で子犬を迎えたい、と考える人もいるでしょう。里親になるためには、どのような条件や心構え、準備が必要で、気をつけるべき点があるのでしょうか。里親になることを検討している人は、事前に確認しておくことがたくさんあります。詳しくみていきましょう。 2018年02月14日作成

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子犬の里親になる前に

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子犬の里親になろうと考えたら、まず心の準備が必要です。ただ、かわいいから、犬が好きだから、という理由だけでは里親になるのは難しい可能性があります。なぜなら、里親として子犬を迎えた後は、子犬は成長していきます。成長していくにつれて、病気やケガなどにも十分対応できるお金を準備しておく必要もあります。また、子犬を家族の一員として、一生責任を持って面倒を見続けるという覚悟を持つことも必要になってくるのです。

ここで、里親になるための条件を一部紹介しましょう。

子犬の里親になるには、50歳未満であること、など年齢制限が設けられている場合があります。その他にも、一人暮らしや同棲カップルは不可、多頭飼育やワンルームに住んでいる場合は不可、乳幼児がいない家庭であること、などさまざまな条件をクリアしなければなりません。また、完全室内飼育の場合は、家族が不在で子犬が留守番する時間が少ないこと、などの条件もあります。たとえ、これらの条件を満たしていたとしても、譲渡元の動物愛護団体によっては、さらに里親の経済状況の確認をすることがありますし、子犬が譲渡された後も、里親が定期的に愛護団体に近況を連絡する約束ごとが存在する場合もあるのです。

里親の義務として、予防接種や避妊・去勢手術を依頼されることも考えられるでしょう。譲渡元の条件にもよりますが、里親になるためには例をあげるだけで、これだけの条件や義務があるのです。

家族の同意は不可欠

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子犬の里親になるには、年齢や飼育環境、経済状態などさまざまな条件があります。仮に里親になる条件をすべて満たしていた場合でも、家族の中で事前に十分話し合いをすることが大切です。里親になりたいという気持ちを家族全員が共有しているかどうかで、迎え入れた子犬が心地よく暮らしていけるかどうかが決まります。子犬の幸せを第一に考えて、子犬を迎え入れることに反対する家族がいないかどうかをしっかり確認します。家族全員で子犬を家族の一員として大切に育てる、という姿勢や気持ちがあれば、問題ないでしょう。

お金と場所と時間が十分にあるかをチェック

里親として迎え入れたときは、子犬であっても、すぐに子犬は大きくなっていきます。毎日適度な運動のため散歩が必要になることもありますし、エサ代もそれなりにかかるでしょう。また、子犬が大きくなると、くつろげるためのより広いスペースが必要です。さらに、気をつけておきたいのは、家族も一緒に成長していくので、ライフスタイルの変化が考えられます。たとえば、子どもが犬の散歩を率先していたけれど、習い事や学校などで犬の世話をしなくなってしまうことがあります。母親もパートに出かけることが多くなり、散歩ができないだけでなく、犬がほぼ1日中家で留守番するようなこともあるでしょう。このような環境があらかじめ想定されるようであれば、里親になることは慎重に検討する必要があります。里親になるには、飼育するためのお金と場所だけでなく、一緒に過ごす時間が十分にとれることがとても大切なのです。

里親になるならパパママになる気持ちで

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子犬は子どもと同じように日々成長していきます。犬は社会性のある動物なので、成長するにつれ、家族とのコミュニケーションをとても楽しく、うれしく感じるでしょう。里親として子犬を迎えれば、ペットショップなどで購入するのと比べて初期の費用はそれほどかかりません。しかし、どこから迎え入れたとしても、ひとつの大切なかけがえのない命です。また、子犬を迎えたあとはお金も、場所も、時間も十分に確保しておかないといざ病気や怪我をしてしまったときにも不安要素が残ります。子犬の里親になるのであれば、家族全員が子犬の親になるというくらいの愛情と覚悟が必要です。

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UCHINOCO編集部

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