土佐犬ってどんな犬？子犬の頃の注意点についても解説

威圧感のある土佐犬ですが、ペットとしては飼いやすい性格をしているのでしょうか？
まずは、土佐犬の性格をご説明します。

土佐犬は、飼い主に対してとても忠誠心が強い犬種です。
飼い主の前では、一般的な大型犬と同様に大人しくてとても人懐こい一面を見せてくれるでしょう。
また、飼い主に対しては寛容な一面もあり、忍耐強さも持ち合わせています。

土佐犬は飼い主には忠誠心が強い一方で、知らない人や犬に対しては攻撃的な一面を見せることもあります。
これは、土佐犬の警戒心の強さからきているものです。
この警戒心の強さは、きちんと訓練をすれば番犬としてとても心強いものですが、訓練を怠るとほかの人や犬の命にかかわるような大きなトラブルに発展する危険性があります。

土佐犬はもともと闘犬として活躍していたこともあり、勇敢で力強い一面もあります。
先述したような警戒心の強さは飼い主を守るためのものでもあり、大切な飼い主を守るためなら相手に対して勇敢に戦おうとするでしょう。
もちろんこの性格は良い部分と悪い部分を持ち合わせているため、飼い主としてコントロールする必要があります。

土佐犬は、普段はとても大人しい性格をしています。
訓練に対しても忍耐強く取り組むことができますが、頑固な一面も持ち合わせているでしょう。
しかし、突然闘争本能が現れて攻撃的になることもあることから、小さな子どもが土佐犬に近づくのは避けたほうが良いです。

土佐犬は日本でもっとも強い犬種と言われていることもあり、飼う際にはたくさんの注意点があります。
もしも土佐犬を飼おうとしているのであれば、かならずチェックしておきましょう。

土佐犬が本気を出したら、大人の人間でも押し倒されてしまいます。
また、飼い主に対して攻撃的になった場合には、命にかかわることもあるでしょう。
そのため、土佐犬を飼うのであれば主従関係をはっきりとさせる必要があります。
日頃の服従訓練はもちろんのこと、一般的なペットのように可愛がるだけでなく、食事は飼い主のほうが先に行う、飼い主といっしょの布団で寝させないなど、土佐犬と飼い主の間に一線を引くことが大切です。

土佐犬は警戒心が強く、知らない場所に行ったりたくさんの人に会ったりすると、思わぬ行動に移してしまう可能性があります。
そのため、子犬の頃からさまざまな場所に連れて行って多くの経験、つまり社会化を学ぶことが大切です。
知らない人や犬に対して恐怖心を抱かないように、子犬の頃からドッグランなどでたくさんの人や犬と触れ合わせる機会を作りましょう。
こうして子犬の頃から社会化を学ばせておけば、知らない人や犬に対してもフレンドリーに振舞うことができるはずです。
しかし、土佐犬は突然闘争本能が現れる可能性があるため、どれだけ社会化を学ばせていても信用してはいけません。
いつ何が起こっても対処できるように、土佐犬が成犬になった後はノーリードで放したり小さな子どもに触れ合わせたりする際は、必ず飼い主のそばで行うようにしましょう。

土佐犬は力が強いため、丈夫な首輪やリードを付けなければなりません。
これらの首輪やリードを使用して、万が一の事故がないようにしましょう。

丈夫なパラシュートコードを使用した、犬用リードです。
ナスカンへ二重に通して編み込んでいるため、土佐犬のような力の強い犬種でも問題なく使用できるでしょう。
また、いろいろなカラーから選べるのも嬉しいポイントです。

本革を使用した、首輪とリードのセットです。
振動軽減機能を備えているため、土佐犬が急に走り出した時にも衝撃を和らげてくれるでしょう。
おしゃれなデザインで、堂々とした土佐犬にきっと似合うはずです。

土佐犬の引っ張り癖予防に使用できる、ハーフチョークとリードがセットになった商品です。
ハーフチョークは丈夫で訓練にも使用しやすいことから、大型犬の飼い主の多くが愛用しています。
また、着脱が簡単なのも嬉しいポイントです。

着け続けることで馴染んで愛着が湧いてくる、本革の犬用首輪です。
愛犬の名前や飼い主の電話番号を入れることができるため、万が一の時にも安心でしょう。
また、さまざまなサイズやカラーが揃っており、きっと愛犬に合ったものを選ぶことができるはずです。

土佐犬は、飼い主に対しては忠誠心が強くて大人しく、飼いやすい犬種だといえます。
しかし、しっかりと服従訓練をしなければ主従関係が逆転してしまいますし、知らない人や犬に対して攻撃的になる可能性もあるでしょう。
そのため、土佐犬を飼うのであれば責任感が必要になります。
しっかりと訓練をして子犬の頃から社会化を学ばせておけば、きっと土佐犬は良いパートナーとなってくれるでしょう。