犬の体臭の原因とは？体臭対策方法やおすすめ商品もご紹介

犬とともに生活していると、においが気になることはありませんか？犬は人と異なり、毎日お風呂にはいるわけではないため、体の臭いが気になることはある程度は仕方ありません。
ここでは、犬の体臭の原因について解説します。

犬のにおいの原因のひとつに、犬の体の構造が関係しています。
犬の体には全身に「アポクリン腺」という器官が存在しています。アポクリン腺は皮脂腺と直結しており、ここから分泌される汗と皮脂が酸化し雑菌が繁殖することにより、においが発生します。皮脂も同時に分泌されるため体のベタつきも気になるようになります。

犬は全身に被毛が生えているため、ほこりや汚れなどを溜め込んでしまいます。これらをそのまま放置すると毛玉になり、皮膚、被毛の状態を悪化させ、においの原因につながるのです。ブラッシングをすることにより毛玉やホコリ、汚れなどを取り除くことができます。

体臭の原因には皮膚疾患が考えられます。皮膚疾患は命に関わる状態に陥る可能性が低いため、様子を見てしまうことがありますが、できるだけ早めに治療することが望ましいです。耳や口の中になにか病気がないか、確認してみましょう。自分で判断することが難しい場合は動物病院を受診しましょう。

犬ににおいがきついと、生活環境にもにおいがついてしまうため、何らかの対処をすることがおすすめです。
ここでは、犬の体臭の対策方法についてご紹介します。

ブラッシングは、短毛種の場合は1週間に2〜3回程度、長毛種の場合はできるだけ毎日行うことがおすすめです。

シャンプーはブラッシングで汚れや毛玉を取り除いた状態で行いましょう。シャンプーをすることにより、汚れや皮膚にある余分な皮脂を取り除くことができます。
シャンプーはやり過ぎると皮脂を過剰に取り除いてしまい、皮膚が乾燥してしまいます。1ヶ月に1〜2回程度に抑えることがおすすめです。

犬からのにおいの原因が、体だけでなく口や耳にあることもあります。歯磨きは毎日行うことで歯周病対策にもなります。
しかし、ある日から急に歯磨きをやろうとしても、犬が嫌がることが多いです。子犬の頃から習慣づけることがおすすめです。

耳掃除は、無理して行うことで耳の中を傷つけてしまう可能性があります。そのため、耳の中を確認して汚れやにおいがある場合は動物病院を受診しましょう。

犬の体臭の原因が病気の場合は動物病院でしっかり治療しましょう。においが強い状態は病状が悪化している可能性も高いです。
病気の早期発見のためにも、定期的に動物病院で健康診断を受けることをおすすめします。

犬の体のにおいはシャンプーやブラッシングなどでしっかりケアしていくことがおすすめです。
ここでは、おすすめの犬の体臭対策グッズをご紹介します。

犬用のシャンプーとコンディショナーです。被毛や皮膚の潤いを保つためにたくさんの成分が配合されています。毛並みだけでなく皮膚のコンディションを整えてくれるため、体臭もしっかり防止してくれます。皮膚に弱い犬や子犬にも使用することも可能です。

被毛の長さやカラーに合わせて選べる、犬用のシャンプーです。
犬の被毛の状態に合わせてハリとツヤのあるサラッとした仕上がりにしてくれます。皮膚を汚れをしっかりと洗い流してくれるだけでなく、保湿性の高い成分も配合されています。

拭くことで皮膚の清潔に保つボディーシートです。使用前に体をブラッシングすることでより効果が期待できます。使用後の水洗いなどが不要です。

ペット用のブラシです。ブラシのピン先は丸形加工になっているため、ペットの肌を傷つけにくい構造になっています。ホコリや汚れを取り除くことができるため、皮膚や被毛を清潔な状態に保てます。

犬の体臭の原因としてはブラッシングやシャンプー不足や病気などがあげられます。犬の体は全身にアポクリン腺があるため、においがきつくなることはある程度仕方のないことです。放置してしまうと不衛生な状態になる病気を引き起こす可能性もあります。犬の健康のためにもしっかりケアしていきましょう。