飼い主さんを愛するが故に他人には懐かない
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犬は愛情を持って接してくれる飼い主さんには一途な愛情を持って、応えようとしますそれは、とにかく純真で、一途過ぎるほどの真っすぐさです。その結果として飼い主さん以の人に懐かない理由はひとえに、飼い主さんへの忠誠心が働くからです。飼い主さんには心を開いても他の人に対しては警戒を強くするというのは、犬の本能です。他の人に対して愛想よく振舞えないからと言って、それが特段、困るということでもありません。それだけ、飼い主と他人と区別がきちんとできているという証拠でもあるのです。誰にでもホイホイと尻尾を振って愛想を振りまくような犬も確かにいます。そう考えると、犬によって気持ちの持ち方が全然違うということに気が付きます。
そして、犬が飼い主以外の人に対して冷たい態度を取るのも、きちんと理由があるのです。そこをきちんと理解をしてください。犬は演技などはしません。いつも直球勝負なのです。飼い主さんには忠誠を、他人には警戒を、というのは、致し方のない状態だと理解をする方が早道なのです。
性格もある程度関係する
犬にもはっきりとした性格があります。みんながフレンドリーな犬とは限らないのです。飼い主さんのことだけを信用して、他の人を信用しないという態度を示すのも、犬の気持ちです。そして他人に対しては決して心を開かない犬というのも、その犬の持ち味です。
そこを変えてまで、愛想の良い犬になる必要も感じていないのです。ありのままの自分がそこにいることが、犬の幸せです。そして飼い主さんへの愛情を示すことに生きがいを感じ、それ以外の人には全くの興味がないというあたり。犬の実直さの表れではなにでしょうか。
飼い主さんが心を許す相手ならば
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例えば街中で、飼い主さんと散歩中に飼い主さんが親しい人と出会ったとします。そこで、話に花が咲いても、飼い主さんに一途な犬はじっと話が終わるのを待つものです。そして飼い主さんが笑顔でを交わしている相手に対しては、敵対心を持たなくなるのです。
つまり飼い主さんが笑顔の分、他人に対しても寛容になっていけるものなのです。結果的には、飼い主さんが心を許す相手というのは、犬にとっても、もしかすると心許せる相手なのです。これはその時のタイミングによりますが、ほとんどの場合、飼い主さんと親しかった人であれば、堂々と振舞うようになります。
それは偉そうな態度ではないのです。
飼い主さんが第一です。犬は常にそのことを考えて生活を送っているのです。飼い主さんに愛し愛されることが、その瞬間にとっての幸せです。だからと言って飼い主以外に懐かないというのは、ツンデレと言う意味とは少し違っていて決して偉そうな態度でもありません。
犬としては、飼い主さん以外の人と出会うときも、理想的にはきちんと挨拶ができて、お利口にふるまってくれることを望んでいます。ただ、それ以前に恐怖を強く感じるような場合には、目も合わせないのです。
飼い主さんさんが常に一番
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忙しくなると飼い主さんは犬よりも仕事や家事ということになりがちです。それでも犬の方はまた自分の方を振り向いてくれるまで待とう、と真剣に考えるものです。常に飼い主さんが一番の存在なので、それ以外の他人に呼ばれても正直なところ、嬉しいとは考えていないようです。
飼い主にしか懐かないのはいろんな理由が絡まっているようです。新しく子犬が来たときや、何か闘病をしていて、飼い主さんと密に二人三脚を繰り返してきた犬ほど、まったく他人には心を許さないものです。
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UCHINOCO編集部
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