猫が豹変する来客パニックとは?
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さっきまで機嫌よく過ごしていたのに、来客があるたびに顔の表情を豹変させて急にパニック状態に陥る猫がいます。この原因となるのが来客です。人間の世界では来客は日常的なことであっても、猫には見知らぬ人が家に来るという多大な恐怖でしかありません。これをどうすることのできずに、ただ強いパニック状態のまま、過ごすほかないというのも、猫には大きなストレスになります。
安心できる場所を侵害されるのではないか?何か大変なことが起きるのではないか?と、普段の落ち着きからは考えにくいパニックを起こすのは、臆病な猫に限ったことではありません。そのようになる前に、飼い主さんとしては猫の心理状態を先回りして、安心できる場所を確保するなど、考えなければいけないのです。
強い攻撃性を見せる前に
来客のたびにどこかに隠れて身を潜めるタイプの猫と、人間に対して攻撃性を見せてしまう猫がいます。そこは飼い主さんとしてはどちらのタイプなのかを見極めて対応していただきたいわけです。もしかすると、最初から来客を察して家の中で姿を消してしまうタイプなのかもしれません。その場合には時間の経過と共にまた猫が飼い主さんのところに戻ってきて普通に過ごせるでしょう。
もしも攻撃性を持って来客を威嚇するような場合には注意が必要です。人間社会の中でペットが来客に対して失礼な行動をすることは慎まなければいけません。それは飼い主さんの体面にも関わります。ただ、その来客パニックは猫の強い恐怖が引き起こすものなので、生まれつきの気質や性格を見抜いて、来客パニックを未然に塞がなければいけないわけです。
猫の来客パニック対処法
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電話の音やインターフォンの音にまで過敏に反応してしまうと、なかなか正常に戻るまでには時間がかかります。その音が鳴ると来客が近いという知らせなのか?という間違った学習をしている可能性も高いからです。まずは来客パニックの前段階としてインターフォンや電話には慣れさせるようにしてください。その音が鳴っても悪いことは起きないという学習です。
そして来客に対しては人を好きになる他ありません。最初から人が嫌いというのは成長段階で人馴れしていないから起きることです。その場合には、来客を見込んで予め他の部屋を用意して安心して過ごさせるなど、やはりここも先回りした対応が必要になります。
余裕が持てるようになれば
猫が嫌いという人以外の場合には予め許可を得て、その来客中に猫も同伴してみてください。その来客にも協力をしてもらい手から何かおやつをもらうなど、良い経験をしたら、その積み重ねて来客パニックが軽減したということもあるのです。いずれも場合でも猫の取る態度は2通りしかありません。
歩み寄れないと判断した場合には、来客時には離れた別室で隔離をして猫にはそこで待ってもらうほかありません。少しの余裕があれば、来客と猫を対面させて少しずつ慣れてもらうなど、対策をしてみてください。
来客パニックは大きなストレスになる
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最初から来客パニックを起こすようなタイプの猫は、かなりの神経質です。そこを立て直そうとするよりも、来客時には猫を避難させる方が先決だと考えておいてください。そして、来客にも迷惑が掛からないようにストレスを軽減することを最優先してください。これしか方法はありません。
それが何年経っても改善しないという場合には、それを受け止めて猫が来客が苦手であることを認める方が大事です。無理をさせて慣らそうという気持ちは飼い主さん側の事情です。猫としては受け入れられないと感じるものは、どのような場合でも受け入れられないものなのです。そこを理解して猫と暮らすようにしてください。
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UCHINOCO編集部
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