子猫にはケージが必要!
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身体が小さく、外の世界にまだ慣れていない子猫にとって、ケージは重要な役割を果たします。なぜ子猫にはケージが必要なのか、その理由をご紹介しましょう。
子猫のパーソナルスペースとして
子猫にとっては、たとえ家の中であろうと周りは未知の世界です。それでなくても猫はとても臆病な動物です。気持ちをリラックスさせ、安心できる場所を確保するという意味でも、ケージはとても重要な役割を果たすのです。
すでに他の猫がいる場合に
お家ですでに他の猫を飼っている(多頭飼い)場合、いきなり先住猫とご対面するとトラブルを起こさないとも限りません。まずは子猫をケージに入れ、先住猫との距離を縮めていくのが最も良い方法でしょう。
子猫は体調が変化しやすい
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子猫は成猫と違って急激に体調が変化することもあります。今朝まで元気だったのに夕方にはぐったりなんてこともあるかもしれません。もしも感染症などの疑いがある時などは、身体を安静にする必要があります。そんな時はケージが必ず必要となるでしょう。
子猫の安全のために
小さい子猫のうちは何にでも興味を示しとてもやんちゃです。したがって活発に動き回ります。自分では降りられないところまで勢いよく駆け上っていったりなど、危険がいっぱいです。仕事で家を空ける時などの子猫の安全確保という意味でケージは大事といえるでしょう。
賃貸で子猫を飼う場合に
賃貸マンションなどで子猫を飼う場合、あまり自由に動き回られると困ってしまう時もあるでしょう。最初の段階でケージに慣れさせておくと、そこが子猫にとっての生活の拠点となります。食事やトイレなども入る2段くらいの大き目なケージですと、子猫も安心して生活できますし、飼い主の負担も大分減りますよね。
子猫は隠れ家が大好き
子猫は段ボールの中や狭い場所など、自分の身を隠せる場所がとても好きです。ケージがあれば、一角にそんな場所を用意してあげることが可能になります。子猫にとってもその場所はリラックスできる場所と認識させてあげれば、精神的なストレスが軽減できるでしょう。
長時間家を空けることが多い
朝早くからよる遅くまで仕事しなければいけない飼い主さんや、長時間家を空けることが多い飼い主さんなどは、留守中の子猫の思いがけない事故がとても心配になってしまいます。いけないものを飲み込んでしまったり、電化製品をイタズラして思わぬケガをしてしまったり…そんなトラブルを防ぐためにも、ケージでお留守番させるのはとても大事なことといえます。
子猫にとってケージを使用する注意点は?
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このように、子猫にとってケージは重要な役割を果たすものなのですが、一方で注意点などもあります。
頻繁な使用はストレスに!
飼い主の都合でしょっちゅうケージに閉じ込めてしまうと、子猫にとってはそれがストレスに繋がってしまいます。たとえばイタズラをしたからといって、その度に子猫をケージに入れたりすると、”怒られたら入れられる”と覚えてしまうようになるでしょう。すると子猫にとってケージの中は楽しくない場所になってしまうのです。
長い時間ケージに入れるのはNG!
たとえ子猫といえども、長い時間ケージに入れられたら運動不足になり、ストレスがどんどんたまっていくでしょう。大きなケージだから大丈夫だろうと思っても、同じところに閉じ込められていることに変わりはありません。留守中の間ケージに入ってもらうのは仕方がないにしても、その場合は帰宅したらすぐに外に出してあげるなどして子猫の負担を少しでも減らしてあげるのは注意点といえます。
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UCHINOCO編集部
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