猫の飼い始め初日の飼い主としての心構え

猫を飼い始める時には、たいていの場合には子猫の場合が多いのではないでしょうか?今回は初めて猫を迎える時の心構えなどについて考えてみました。何が必要で飼い主さんとしてはどんなふうに考えて行動すべきなのでしょうか。 2020年01月23日作成

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我が家に猫がやってきた日

https://www.shutterstock.com/ja/home

猫は慣れない場所では、必ず怯えるということを想定しておいてください。お迎え初日からいきなりたくさんのスキンシップを喜ぶのは、よほど人に慣れている猫だけです。初日には極力、猫に触れないように目で見てその様子を把握できるようにしてあげてください。どうしても触りたいという衝動になりますが、そこは飼い主さんの分別が必要です。

迎え入れたばかりの猫には恐怖心の方が先走っているはずです。この場所はどこなのか?周りにいるのは安心できる人間なのか?ということを常に様子を見ながらオドオドとした気持ちになっているはずです。どうか初日は穏便に過ぎるように配慮をしてあげてください。

予想していたよりも・・

猫によっては想定していた以上に怖がって全く動かないタイプの猫もいます。逆にお迎えの初日から周囲を走り回り、収拾がつかないというタイプの猫もいます。まずは迎え入れた猫がどんな態度を取るのか?を見守りましょう。暴れまわっている様子でも全くご飯を食べてくれない‥と言うのはお迎え当初に、よくあることです。そうならないためにも慎重に見守ってあげましょう。

想像していたよりも元気そうに振舞う、と言う場合でも食欲とは別物であることが多いので、あまり安易に考えないように、そしてさりげなく観察をするようにしておいてください。そうすることで猫も過剰な警戒心をこちらに向けなくなります。

初日は何もかもがうまくいくとは限らないと覚悟をしておく

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猫の立場で考えてみてください。お迎え初日というのは、すべてが初めてづくしです。そんな環境の中で、何をどうすれば良いのかは、わかるはずもありません。怯えて物陰からこちらを見ているだけの1日かもしれません。そんなときにはその物陰に潜む姿をそっと見守るしかありません。ウエットタイプの食事を置いてあげるなどして、(子猫以外の成猫の場合でも)年齢相応の食事を与えてみてこっそり観察してみましょう。

一緒に遊ぼう、などと思うのはまだ早過ぎることです。お迎え初日には

〇自分の居場所に慣れることを最優先にする
〇水や食事を摂れるかどうかを確認する
〇熟睡できているかどうかを見守る

まずはこの3つに集中をしましょう。そうすることで次のステップが見えてくるはずです。

食事内容を変えずにとにかく安心感を与える

これまで食べていたものを、迎える前に猫が居た場所(ペットショップ)などに聞いて、きちんとその通りのものを与えるようにしてください。そうすることで猫は少しずつ安心を得るようになります。逆にいきなり、これまでとは違うご飯を与えると急に下痢をしてしまう事があります。体調不良になる可能性も高まります。

安心できる匂いが付いたものを傍に置くことで、安心して食事を摂れるようになったり熟睡が出来るようになる場合も多いようです。初日の猫には最大限の配慮をしてあげましょう。

トイレのトレーニングだけは初日から行う

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猫のトイレの練習だけは初日から行うようにしてください。これは長く一緒に暮らす上でとても重要なポイントです。まずはきちんと猫砂を置いて排泄はそこでするということを何度も、誘導をして教え込むほかありません。最初は失敗をしたとしても必ず覚えてくれるようになります。

そわそわとしだして、尿意を感じているようなときには軽く抱っこをしてトイレの場所に連れて行き、そこで排泄をするという行動パターンを繰り返し教え込んでください。トイレトレーニングだけは外せない大切な練習だと覚えておきましょう。

初日の猫の迎え方 4つのポイント!

・猫が落ち着くまで見守ってあげる
・猫の臭いがついたグッズで安心させてあげる
・餌は以前食べていたものと同じものを与えてあげる
・トイレのしつけは初日から始める

これら4つのポイントをおさえれば、猫もより早くお家に慣れてくれるはずですよ!


著者情報

UCHINOCO編集部

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