柴犬の特徴は?
柴犬は昔から日本人のパートナーとして生活していきました。
主に猟師の手伝いなどをする作業犬として活躍していた柴犬ですが、警戒心の強さから番犬としても重宝されてきました。
他人が自分のテリトリー内に入ると吠えたてて、飼い主に知らせることから防犯犬としても役に立っていました。
現在6犬種いる日本犬のうち唯一の小型犬になり、成犬であっても10キロ前後にしか成長しません。
賃貸であっても飼育しやすく、また飼い主に忠実な点からしつけも入りやすい犬種になるため初めて犬を飼う方にも飼いやすい犬種になります。
初めての方が柴犬を飼う場合にはしつけをきちんと行い、飼い主さんがリーダーであると認識してもらうことが大切になります。
柴犬の最大の特徴はくるんと巻かれた巻尾であり、三角の立ち耳が可愛らしいです。
柴犬の毛色は赤、黒、白とあり、カラーバリエーションもあるので選ぶ楽しみがあります。
1番スタンダードな毛色は茶色がメインの赤柴になりますが、黒柴も目の上にまろまゆのようなポイントがあり、それぞれに魅力があります。
また、もふもふという表現がぴったりの豊かな被毛はさわり心地もよく人気の理由になります。
柴犬の性格は?
性格は陽気で運動好きであり、飼い主とその家族に対しては友好的に接して守ろうとします。
飼い主に対して忠実に指示を聞く賢さを持ち合わせており、我慢強い性格の子が多い傾向にあります。
幼少期からしっかりとしつけを行えば、頼れるパートナーになってくれますよ。
一方で、日本犬特有の警戒心の強さと縄張り意識が強いので、他人や他の犬に対しては攻撃的になる場合があります。
幼少期からのしつけと社会科をしっかりと行うことにより、回避することが可能です。
また、我が強く自分の主張はきちんとアピールするので、飼い主さんはメリハリをつけてコミュニケーションを取りましょう。
飼い主さんがリーダーシップをきちんと発揮することで、信頼が高まりよく指示を聞いてくれます。
柴犬がかかりやすい病気は?
柴犬は毛が密集しているため、皮膚炎になりやすい面があります。
特に夏場や梅雨時期などの湿気の多い時期には被毛が蒸れやすく、菌も繁殖しやすいのでこまめなブラッシングが必要になります。
また、定期的なシャンプーも必要ですがシャンプーの時に完全に乾かさないと生乾きになってしまい、菌が繁殖してしまいマラセチア皮膚炎などになる可能性が高くなりますので、注意が必要です。
さらには、柴犬はたち耳ですが耳の中にも毛密集しているため外耳炎などの耳の疾患にもかかりやすい面があります。
耳掃除を自宅でしようとすると、柴犬は頑固な子が多いので嫌がってうまく出来ないことがあります。
無理をすると耳の中を傷つけてしまう可能性もありますので、トリミングサロンや動物病院などをうまく利用して耳の中を清潔に保つようにしましょう。
柴犬と素敵な生活を
柴犬は日本の気候に適応しやすく、身体が丈夫な面も魅力的です。
さらには、柴犬は運動することも大好きな犬種ですのでボール遊びやお出かけなど一緒に楽しむことも可能です。
飼い主さんとの散歩は柴犬にとってなによりの楽しみになるので、一緒に様々な場所に出かけて愛犬との思い出づくりをしたい方にもオススメの犬種になります。
自立心があるので、飼い主さんやその家族と親密に過ごしますが、しつけ次第ではお留守番なども上手にできます。
こちらの記事を参考に柴犬を飼おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
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UCHINOCO編集部
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