どこででも寝る？猫の寝場所あるある！

猫によっては飼い主さんの体温を感じながら布団の中で快眠したいタイプもいます。逆に、猫が快適だと感じる場所で眠る場合もあります。基本的に従順な猫の場合には、飼い主さんのそばで寝ようとします。これも一つの、「あるある」です。猫が飼い主さんの布団の中に潜り込んでくるというのは、よくあるパターンです。ただ、これにはある程度の期間と段階を経て、飼い主さんとの距離を短くしていくというパターンがほとんどです。

いつまでも子猫のように、甘えたいとう気持ちの方が先立っている場合には飼い主さんのそばを離れません。猫あるあるに当てはめてみるると、スタンダードな猫として、可愛いと感じる瞬間です。

飼い主さんのそばでも、なぜか飼い主さんの衣服の上や、パソコンの上などで寝ているということはありませんか？決して嫌がらせをしているだけではないのです。これは猫の習性として、気に入った場所で眠るということを実行しているだけなのです。子猫時代から好きな場所で眠る習性がある場合には、なぜこんな場所で？と思うようなところに寝場所を見つけたりするものです。

本棚の上や、クローゼットの中など、猫が好む場所はその時によって違います。ただ、飼い主さんの視線の先に居ない場合には、必ず猫あるあるとして、意外な場所で寝ていることが多いと思っておいてください。そして猫はとても賢いので、夏は風がよく通る場所で寝て、冬は暖かい陽だまりの場所で眠るという習性を持ち合わせるのです。

子猫時代にはまだまだ、警戒心も強く飼い主さんとの生活も始まったばかりなので、寝る場所も飼い主さんから少し距離を置いている場合も多いのです。例えば、一番多いのが猫砂やゲージの隙間です。心に余裕がないときには、猫砂の上でそのまま寝てしまうことも多いようです。これを強制的に場所を移動させても、必ず同じ場所に戻ってしまうのは仕方のないことです。

最初の1カ月程度は猫砂やゲージの付近で寝る場所を探していることが多いようです。そのあとはキャットタワーにお気に入りの場所を見つけて眠る場所を見つけるようになります。この頃からようやく猫らしい寝場所を示すようになります。

飼い主さんの存在を意識するようになり、甘えるようにもなると今度は飼い主さんの足元で寝る場所を定めるようになります。これも、猫あるあるの一種です。完全に飼い主さんに心を許している様子がわかります。そして徐々に、布団の中に潜り込もうとしたり、枕もとで眠るようになるのです。

飼い主さんとの絆が深まるにつれて、猫の寝る場所が飼い主さん寄りになるのは、信頼関係が確立されている証拠です。飼い主さんとしても、ほっこりと心が和む瞬間ではないでしょうか。

猫が今の生活に満ち足りてきた時期に、飼い主さんの足元が好きな場合と、枕もとが好きな場合に分かれます。これは結構な確率で猫の寝場所あるあるなのです。一般的に飼い主さんの足元や体の側面で寝ている場合には、ある一定の信頼関係が築けているという証です。

そして枕もとや顔の近くで寝る場所を決めている猫は、心から飼い主さんを信頼しきっていて、忠誠を誓うほどに愛情を注いでいる時なのです。信頼度で表すと最上位ということになります。この場合も含めて、猫の寝場所あるあるとして、飼い主さんの顔の近くというのは、とにかく猫としては至福を感じているときだと、認識しておいてください。