愛犬の老化現象を見逃していませんか?

愛犬と暮らしているとその可愛さから愛犬が年を取ってしまっているのを忘れてしまいます。
そのため気付かないうちに老化現象が進んでいます。
愛犬の老化のサインを見逃さないためのポイントを紹介します。 2019年03月25日作成

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愛犬も老化していることを忘れていませんか

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人間は年齢を重ねて行くと、シワが増えたり白髪になったり見た目に大きな変化が現れます。
しかし、犬は人間ほどの見た目に変化が出ないので一緒に愛犬と暮らしていると愛犬の老化現象を見逃してしまいがちです。
老化すると人間もそうですが、さまざまな疾患に罹りやすくなってしまいます。
「老化」で失われた機能は元に戻るわけではありませんが、早めに気付けば悪化するのを防ぐことは出来ますし、老化のスピードを遅くしてあげることが出来ます。
愛犬の老化による疾患を予防してあげることが出来るのが飼い主さんの存在です。
では犬はいつから老化するのでしょうか?
人間でも高齢者と言われる年齢があるように、犬も高齢犬と呼ばれる年齢があります。
一般的には、小型犬の場合が10歳からで大型犬の場合が8歳以上からを高齢犬と呼びます。
小型犬と大型犬では平均寿命も違い、小型犬は13歳から15歳で大型犬は10歳ぐらいです。
この平均寿命は、あくまで平均的な数字であって飼育環境などによって変わって来ます。

犬の老化現象のサイン

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犬の老化は突然始まるわけではありません。
人間でも段々と体力の衰えや外見の変化が現れるのと同じです。
犬の老化現象も同じで青年期を過ぎた頃から、徐々に始まっています。
犬の老化現象についてご紹介します。

①寝ている時間が増えて行く
犬は年齢を重ねて行くほど寝ている時間が長くなる傾向があります。
昼間にそれまで好きだったおもちゃにも興味を示さず、眠っている時間が長くなって来たらそれは老化のサインです。

②散歩に行きたがらなくなる
犬は散歩が大好きで、散歩に行くというと嬉しそうに行っているはずです。
その大好きな散歩が年を取って来ると、筋肉が衰えて来て疲れるので散歩に行きたがらなくなります。また散歩に行っても、心肺機能が衰えて来るのでハァーハァーと荒い息をするようになります。

③トイレを失敗するようになる
今まではトイレを失敗することがなかったのに、トイレの頻度が増え間に合わなくなってしまいます。

④体が震えている
犬は年を重ねると、筋力が低下してしまい身体を支えることが出来なくなり身体がブルブルと震えるようになります。

⑤体臭がきつくなる
人間も年を重ねて行くと加齢臭がするようになります。
犬も同じで皮膚のバリア機能が低下して肌が乾燥して、体臭がきつくなったりします。

⑥耳が遠くなる
愛犬の名前を呼んでも反応がなかったり、玄関のインターホンの音に反応しない場合には聴力の低下が疑われます。

このように多くの老化現象のサインが現れます。
飼い主さんは、愛犬の様子に気を配ってあげて老化のサインを早めに見つけてあげましょう。

シニア犬が快適に暮らせる環境

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犬の老化のサインは、飼い主さんでも分かりにくい場合もあります。
出来ればシニア犬になった時に定期健診を、定期的受けることで愛犬の老化による疾患を早めに見つけることが出来ます。
また人間が年を取った時に家をバリアフリーにするように、愛犬が老犬になった時にも快適に暮らせるために環境づくりをしてあげることです。
高齢期に入ると、犬も筋力が衰えてしまい滑りやすくなりますのでフローリングの場合にはカーペットを敷き詰めてあげると怪我を防ぐことが出来ます。
また食事もシニア犬用のドッグフードに切り替えてあげることも大切です。
その他にも老犬になるとコミュニケーションも今まで以上に大切になります。
寝ている時間が増えますが、起きている時には優しく声を掛けてあげたりマッサージをしてあげることで年を取って不安を感じてる愛犬の不安を取り除くことが出来ます。
高齢になった愛犬は、不安を感じています。
出来るだけ寄り添ってあげることで、愛犬の寿命も伸ばしてあげることが出来ます。

著者情報

UCHINOCO編集部

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