犬の首輪で革素材はどうなの？革の首輪のメリット・デメリット

犬の首輪は、革素材のものが人気です。
革の首輪のメリットを知ることで、人気の理由も理解できるのではないでしょうか？

革の首輪の一番の理由は、高級感があるところでしょう。
また、オーダーメイドで犬の名前を刻印できたり、オンリーワンの首輪を作ることができるのも人気の理由のひとつです。

革の首輪は、ナイロン製の首輪などに比べて丈夫で長持ちします。
長い間使い続けることができるのが、革の首輪の大きなメリットです。

私たち人間の中でも、革素材でできたものは人気が高いです。
財布やベルトなどは、使い続けることで味が出て、愛着が湧いてきます。
それと同様に、革の首輪も使い続けることで色味が薄くなったり擦れができたりと、オンリーワンの首輪へと変化していくでしょう。

革は自然にできた素材であるため、合皮よりも犬の身体に馴染みやすいです。
犬が付けて違和感がないのも、革素材のメリットとして挙げられます。

革の首輪には、多くのメリットがあります。
しかし同時に、少なからずデメリットもあるのです。

新品の革素材のものは、馴染むまでに時間がかかります。
はじめのうちは革の首が固く、犬の皮膚を傷つけてしまう可能性もあるでしょう。
特に皮膚が弱い犬種は、首輪の擦れによって皮膚疾患の原因となることも考えられます。
また、長毛種の場合は固い首輪により擦れて被毛が切れてしまうこともあるかもしれません。

革の首輪は、牛革を使用していることが多いです。
一部の犬は牛や豚などのアレルギーを持っているため、アレルギー持ちの犬が革の首輪を付けることでアレルギー症状が現れる可能性がありますので、注意しましょう。
もし心配であれば、事前にアレルギーチェックをすると良いかもしれません。
また、革の首輪をすることで犬が痒がったりする場合は、革の首輪は付けないほうが良いでしょう。

すべての革素材のものにいえることですが、革の首輪はほかの首輪に比べて手入れが大変です。
雨に濡れた場合は、しっかりと乾かさないとカビや菌の繁殖の原因となります。
また、手入れを怠るとベルト穴が緩んだりすることもあるため、注意が必要です。
犬の首輪の手入れをいちいちしたくないと感じる人には、革の首輪は不向きであるといえるでしょう。

革の首輪は、ほかの首輪に比べて価格が高いです。
当たり前のことですが、ナイロン製などに比べて革製品が高価なのは仕方がありません。
しかし、革の首輪は長持ちしやすいため、長い目で見たらほかの首輪とも大差がなくなっていくでしょう。

それでは最後に、おすすめの革の首輪をご紹介します。
革製品は見た目が似ているように感じるでしょうが、それぞれに特徴があるため、愛犬に合った首輪を探してみてください。

良質な本革を使用した、可愛らしい革の首輪です。
革が馴染んでいないときにも犬の皮膚を傷つけないように、丁寧に面取りをしています。
また、首輪の裏地は犬の負担にならないように、あえて合皮をしているのもポイントです。
この裏地の合皮は、ランドセルにも使われるベルエースという素材を使用しています。
ベルエースは水に濡れてもカビにくく、アレルギー症状も現れにくいため、まさに犬の首輪向けの素材であるといえるでしょう。

革本来の良さを活かして作られた首輪です。
裏地には栃木レザーのヌメ革を使用しているため、犬の身体にも馴染みやすいでしょう。
柔らかな雰囲気を出すため、丸みを帯びた金具を使用しています。
高級感がありながらも、可愛らしさを感じる首輪です。

この首輪は、オーダーメイドで愛犬に合った首輪を製作することができます。
犬の首まわりのサイズに合わせて作ってくれるため、愛犬にぴったりとフィットした首輪を作ってくれるでしょう。
また、名前も無料で入れることができるのも嬉しいポイントです。
オンリーワンの首輪がほしい人は、オーダーメイドすることをおすすめします。

しっかりとした作りが特徴的な、革の首輪です。
フランス製のジュエリー彫刻マシンで彫る真鍮プレートは、おしゃれな迷子札として活躍するでしょう。
あえて3mm以上の厚みのある革を使用しているのは、革が消耗して切れてしまわないためです。
着脱も簡単にできるため、はじめて革の首輪を付ける犬にもおすすめできる首輪といえます。

シンプルで定番の、ベルトタイプの革の首輪です。
「シンプルだからこそ良いものを」の想いで、細かな点にもこだわっています。
首輪の裏地にはマイクロスエードであるため、被毛が擦れにくいです。
シンプルながらデザインにもこだわっており、長さを調整できるバックルと、前方に向けることができるネームプレートも着脱可能です。

革の首輪は、メリットもデメリットもあります。
少し高価ではありますが、革ならではの高級感はほかの素材では出すことができないでしょう。
また、使い続けることで徐々に味が出てくるのも、革の首輪の魅力です。
しかし、雨に濡れたりした場合はしっかりと乾かさないとカビの原因にもなりますし、日頃から細かな手入れは欠かせません。
たしかに手入れは面倒かもしれませんが、逆にいうと手入れをし続けることで長い期間首輪を使い続けることができるでしょう。
愛犬に革の首輪を付け続けることで、犬だけではなく首輪にも愛着が湧いてくるはずです。
革の首輪の魅力を知り、犬に合った首輪を見つけてみてはいかがでしょうか？