お風呂が好きな犬種は？

お風呂場に連れてきても嫌がらずに素直に洗わせてくれて、その上気持ちよさそうに身体を飼い主へと委ねてくれる子は案外多いものです。
今回はお風呂が好きな犬種はどのような犬種なのかを紹介していきます。

室内犬であっても、時間が経つにつれてニオイが気になってくることも多いかと思います。
それだけではなくて、皮膚病や衛生面などから考えても、定期的に愛犬をお風呂に入れてあげたい、と思う方も多いかと思います。

しかし、意外とお風呂を嫌がる犬は多いと言われています。
お風呂と聞いた途端、愛犬が動きたがらなくなった、なんていう経験がある方もいることでしょう。
大半の犬はシャワーをかけるとブルブル震えて怖がってしまうことも多く、それ以外にも暴れて洗わせてくれない場合もあります。
また警戒して吠えてしまったり、飼い主さんの頭を悩ませていることも多いことでしょう。

一方でお風呂に入ったり、シャンプーをしたりすることに抵抗がない犬も多くいます。
そのような犬は、お湯の出る音やシャンプーのニオイや感触、ドライヤーの音や熱風など、様々なことに慣れている犬が多いのが特徴だと思います。
それ以外にも、お風呂の最中やお風呂が終わった後に何か楽しいことがあるということを知っている場合もあります。
飼い主さんがお風呂の時に一緒に遊んであげたり、ドライヤーの時にするマッサージが好きな犬もたくさんいるようです。
さらにドライヤーが終わった後にする日向ぼっこがすきだったり、と様々な理由が考えられます。

お風呂が嫌いな犬の場合には、過去の体験が関係している可能性が多いです。

水遊びが好きだからと言ってお風呂が好きとは限りません。
ぶっつけ本番でお風呂に入れてしまうパターンが多く、お風呂が嫌いになってしまう場合が多いと言われています。お湯が出る音やシャンプーのニオイなど、すべてに苦手意識がついてしまい、嫌がったり暴れてしまったりすることが多いです。

雨に濡れる事や水に対して恐怖心を抱いているようであれば、お風呂が嫌いなのではなくて、水恐怖症ということも考えられます。
そのような場合は自分で解決しようとせずに、専門家に相談することが一番です。

お風呂が好きな犬種というよりも、犬の性格などで決まってくるものだそうです。
同じ犬種でもお風呂が好きな子と嫌いな子がいるので、それぞれ違います。
お風呂が嫌い、と思い込んでいてももしかしたら無意識のうちに犬の嫌いな行為をしてしまっていて、お風呂が苦手になっている場合もあります。

例えば、シャワーそのものの形に恐怖心を覚えている犬もいます。
シャワーを出す際には勢いよく出さずに半開程度にしてみるなど、犬のお尻側の足元から出すようにしてみるなどしてみてください。
そして、シャワーやシャンプーなど使う道具のニオイを嗅がせ、慣れさせてあげるのも良いでしょう。

またお湯を頭の上からかけられることも苦手な犬が多いので、なるべく体からかけてあげてください。
その他にも、お湯の温度がその犬にとっては適正温度ではない場合も考えられます。
温度が高すぎたり低すぎたりしても犬は嫌がる事があるので、犬の様子を見ながら温度を調節してみてくださいね。

お風呂が好きな犬種というものは特に定まっていなくて、性格によって好き嫌いは違います。
苦手意識が強いだけの場合もあるので、様々なことを試してみてくださいね。