愛犬との暮らしにキャリーバッグが必要な理由とは?

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愛犬とのお出かけで便利なキャリーバッグですが、初めてワンちゃんとの暮らしを始めた飼い主さんのなかには「首輪とリードで繋ぐのではダメなの?」と思う人もいるかもしれませんね。
実はキャリーバッグは、普段のお出かけから通院や旅行まで、さまざまなシーンにおいて愛犬の健康と安全を守るために必要なアイテムなんです。
特にワンちゃんは、環境の変化に敏感な動物。
普段から過ごしている自宅を離れて、慣れない場所や人混みなどで過ごしていると、周囲の視線や音などが気になってしまい、愛犬が大きなストレスを感じることがあります。
また、慣れない場所でパニックになってしまうと、首輪とリードだけでは飼い主さんの静止を振り切って脱走してしまう危険性もあるんです。
キャリーバッグは、そんなときに愛犬の「プライベートスペース」としての役割を果たしてくれます。
犬は薄暗くて狭い場所だと安心しやすいため、狭いキャリーバッグの中に居れば、慣れない場所への移動中でも愛犬を不安にさせにくい傾向があります。
周囲が囲まれており、ある程度周りの視線や音などが遮られることから、ストレスの原因となる刺激から愛犬を守れます。
鍵も付けられるものが多く、パニックになった愛犬の脱走・飛び出しも防げるので、お出かけ中の不意の事故やトラブルを防ぐことにもつながります。
愛犬にぴったりな逸品が見つかる!犬用キャリーバッグの選び方

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犬用キャリーバッグには多彩なデザインや種類があるので「どれが愛犬に合うか分からない…」という飼い主さんもいるでしょう。
ここからは、愛犬にぴったりなものが見つかる、犬用キャリーバッグの選び方のポイントを解説します。
近隣へのお出かけなら「ソフトタイプ」がおすすめ
自宅から近い動物病院や美容室などへ行くときなど、短時間でのお出かけであれば「ソフトタイプ」のキャリーバッグがおすすめです。
柔らかい布製のもので、リュック型やショルダー型などといった肩掛け紐が付いているデザインが多いため、楽に持ち運びできますよ。
後述するハードタイプに比べて軽量なものが多いため、徒歩での移動にぴったりです。
しかし底板が薄いもの・柔らかいものだと、愛犬の足元が不安定になり、移動中に心身へ負担がかかりやすくなるため、丈夫で安定感のある底板が入っているかをチェックして選びましょう。
車移動・長時間のお出かけには「ハードタイプ」がおすすめ
車を使って長時間愛犬とお出かけする場合は「ハードタイプ」のキャリーバッグがおすすめです。
バッグ全体がプラスチックや金属などの硬い素材で作られており、ソフトタイプに比べて愛犬が入っても底面が変形しにくいことから、安定感が高い傾向があります。
また、外側からの衝撃に強いので、車移動中に急ブレーキをしたときにも中の愛犬を衝撃から守ってくれますよ。
丈夫で簡易ハウスとしても使えるから、長時間移動でも愛犬がリラックスしやすいでしょう。
その反面ソフトタイプに比べて重量感があるので、徒歩移動には不向きです。
愛犬の体格に合った「サイズ」かチェックしよう
キャリーバッグを選ぶ際には、サイズが愛犬の体格に合っているか確認してください。
バッグの広さが愛犬の体格より小さいと移動中に窮屈に感じてしまいますし、逆に広すぎても移動中の揺れが中に伝わりやすくなることから、愛犬が乗り物酔いしてしまう可能性があります。
そのため、バッグに入っているときに「愛犬が中で自然に方向転換できるか」「中で愛犬が伏せできるか」という点を目安にサイズを選びましょう。
公共交通機関を使う場合は、規則に合ったサイズを選ぼう
電車や飛行機などを使って愛犬と一緒にお出かけする場合は、各公共交通機関の規則に合ったサイズかどうかもチェックしてください。
公共交通機関を利用する場合、愛犬はキャリーバッグやケースに入れて乗車するのが一般的ですが、ペットと一緒に乗車する際のルールは鉄道会社・航空会社によって異なります。
例えば2026年1月時点のルールでは、JR東日本の場合だと「タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内かつ、ケースと合わせた重量が10k以内」という規定があります。
JAL国内線の場合は、IATA基準に準拠したクレート・キャリーバッグを用意する必要があります。
規定に合わないサイズ・デザインだと、愛犬と一緒に乗れないことも!
そのため、あらかじめ自分が利用予定の公共交通機関の公式サイトから、ペット同乗時のルールを確認したうえで適切なサイズ・デザインのものを選びましょう。
安全のためにも「耐荷重」はしっかり確認!
愛犬を安全に連れ歩くためにも、キャリーバッグを選ぶ際には「耐荷重」を必ずチェックしてください。
市販の犬用キャリーバッグには耐荷重が記載されていることが多く、耐荷重の数値よりも愛犬の体重が重いと、移動中にバッグが変形・破損する可能性があります。
注意したいのが「耐荷重=体重の上限」という訳ではない点です。
耐荷重の数値はあくまで、耐荷重に記載されている重さまで耐えられるテストをしたことを指しており、中で愛犬が暴れると体重以上の負荷がキャリーバッグにかかることもあります。
つまり愛犬の体重がバッグの耐荷重ギリギリの場合、中で動き回った際に壊れてしまう危険性があります。
そのため、キャリーバッグの耐荷重の数値は「愛犬の体重+3kg」以上を目安に、ゆとりを持たせるようにしてくださいね。
「通気性」はバッグ内の快適さを左右する
長時間のお出かけや暑い日の旅行などであれば「通気性」はしっかり確認しておきましょう。
一般的にキャリーバッグの中は狭くて空気がこもりやすいため、通気性が悪いと愛犬にとってストレスや熱中症の原因になることも!
そのため、通気口となる窓や扉の数が多いか、通気性の高いメッシュ素材が使われているかなどに注目して選んでみましょう。
特に暖かい空気は上に上がる性質があるので、キャリーバッグの天面に窓や扉があるとバッグ内の空間を快適に保ちやすいですよ。
【リュック型】おすすめの犬用キャリーバッグ3選

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手ぶらで愛犬と一緒にお出かけできるのは、リュック型キャリーバッグならではの魅力。
肩掛け紐が両側にあるため、他のタイプに比べると持ち運んでいる間に肩へかかる負担を軽減できますよ。
ここからは、おすすめのリュック型犬用キャリーバッグを紹介します。
【リュック型】おすすめの犬用キャリーバッグ(1)マンダリンブラザーズ ブリクストンキャリーバックパック
バッグの中でワンちゃんが伏せができる、横型の犬用キャリーバッグです。
本体のサイド・正面・天面の3か所に二重メッシュの窓を採用したことで通気性をアップ。
内部にはペットシーツを挟める底板と抗菌・防臭生地の裏地を採用しているため、愛犬が快適に過ごせますよ。
飛び出し防止リードが2本付いているから、愛犬が不意にリュックから飛び出してしまうのを防げます。
両サイドにはワイヤーフレームが入っていて、しっかり自立するのもポイント。
お出かけ先で使える簡易ハウスとしても活躍します。

【リュック型】おすすめの犬用キャリーバッグ(2)PET FUN 折りたたみ式キャリーリュック
愛犬が落ち着いて過ごせる快適空間を考えてデザインされた、リュックタイプの犬用キャリーバッグです。
丈夫で厚みのある底板を採用しており、愛犬の体重で沈みにくく、揺れを軽減できるので移動中も愛犬が落ち着いて過ごせます。
リュックの前面と左右にそれぞれメッシュ窓をあしらっているので通気性もよく、暑い季節のお出かけも快適です。
正面の窓にはカバーが付いており、ロールダウンすれば視線や光といったストレスの原因になりやすい要因からガードできるので、臆病なワンちゃんの不安解消にもおすすめです。

【リュック型】おすすめの犬用キャリーバッグ(3)ペティオ 前に抱えて見守れるペットリュックキャリー
飼い主さんにも愛犬にも負担が少ない構造を考えた、リュック型犬用キャリーバッグです。
背負うだけでなく、前に抱えることもできるので、不安になりやすいワンちゃんもリラックスしやすいでしょう。
リュックは大きく開くので、愛犬の出し入れもスムーズ。
ロック式ファスナーを採用したことで、強く引っ張ってもリュックが勝手に開いていかないので、愛犬が不意にリュックから飛び出してしまうのを防げます。
リュックの正面と左側には大容量のポケットを搭載。
愛犬のおもちゃやエチケット袋、水入れ皿などを入れておけば、愛犬とのお出かけがもっと楽になりますよ!

【ショルダー型】おすすめの犬用キャリーバッグ3選

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ショルダー型のキャリーバッグは、両手を自由に開けられるだけでなく、愛犬の様子がすぐにチェックしやすいのがポイント。
一般的にバッグの重さが片方の肩にかかりやすいので、バッグ本体の重量が軽いものや、肩への負担を軽減できるデザインを考えているものを選ぶことでより快適に使えるようになります。
ここからは、おすすめのショルダー型犬用キャリーバッグについて紹介します。
【ショルダー型】おすすめの犬用キャリーバッグ(1)アイリスオーヤマ 折りたたみソフトキャリー
気軽に愛犬と一緒にお出かけできる、軽量なポリエステル製ソフトキャリーバッグです。
天面と側面にはメッシュ窓を採用しており、中にいる愛犬の様子がすぐに確認できますよ。
内部には肌触りのよいふわふわマットを置いており、移動中も愛犬が快適に過ごせます。
飛び出し防止用のリードも付いているから、ハーネスや首輪などに取り付けておけば、急ブレーキや扉の締め忘れなどによって、愛犬が不意に飛び出してしまうのを防げますよ。
折り畳み式で簡単に組み立て・収納できるから、使わないときにも邪魔になりません。
柔らかく軽量でありながら、Mサイズの場合、耐荷重は約8kgで、ミニチュアダックスやトイプードルなどの小型犬に適しています。

【ショルダー型】おすすめの犬用キャリーバッグ(2)モンシェリ 2wayショルダートートスクエアペットバッグ
トートバッグとしてもショルダーバッグとしても使える、2WAYスタイルの犬用キャリーバッグです。
肩に掛けて運ぶだけでなく、自転車のかごにバッグ本体を取り付けて運ぶこともできるので、愛犬と一緒のお出かけの幅を広げられますよ。
バッグの底には厚さ3cmのクッションが入っているので、移動中も愛犬が安心して過ごせるでしょう。
中には飛び出し防止用のリードも搭載。
高さのあるメッシュ素材カバーとともにセッティングしておけば、移動中に不意に愛犬がバッグから飛び出してしまうのを防げますよ。

【ショルダー型】おすすめの犬用キャリーバッグ(3)アイリスオーヤマ ソフトペットキャリー
4つの外ポケットで収納力を高めた、ショルダータイプの犬用キャリーバッグです。
天面と側面に風通しのよいメッシュ窓が付いており、飼い主さんと愛犬がお互いの様子をチェックできるので、不安になりやすい愛犬もリラックスしやすいでしょう。
天面と側面の2か所に出入口を作っているのもポイント。
天面であれば愛犬を抱っこしてスムーズに出し入れできますし、側面を少し開けておけば、おやつをあげたり水分補給したりできます。
バッグの中には飛び出し防止用のリードも付いているから、愛犬のイタズラや不意の飛び出しも防げますよ。
クッション付きショルダーベルトは取り外しが可能で、シーンに合わせて付け外しすれば、肩掛け紐の長さを簡単に調節できます。

【ハードタイプ】おすすめの犬用キャリーバッグ3選

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耐久性の高さで愛犬を衝撃から守ってくれるのが、ハードタイプのキャリーバッグ特有のメリット。
機能面・デザインのバリエーションが豊富なことから、自分が使いやすいスタイルのものを選ぶことが大切です。
ここからは、おすすめのハードタイプ犬用キャリーバッグを紹介します。
【ハードタイプ】おすすめの犬用キャリーバッグ(1)リッチェル キャンピングキャリーファイン
簡易ハウスとしても使える、ハードタイプのキャリーバッグです。
天面と側面の2か所に扉を付けたダブルドアタイプなので、愛犬をスムーズに出し入れできますよ。
扉には耐久性の高いポリカーボネート製のスモークドアで、視線や光などの周囲の刺激からガードできるので、中にいる愛犬が落ち着いて過ごせるでしょう。
本体上部のフックを使えば、シートベルトでキャリーバッグを固定できるのも嬉しいポイント。
車移動でのお出かけ中に急ブレーキをしたときでも、中にいる愛犬を衝撃から守れます。

【ハードタイプ】おすすめの犬用キャリーバッグ(2)ペットスイート キャリーケース
車や飛行機でのお出かけに最適なハードタイプのキャリーバッグです。
左右両方から開けられる天面ドアを採用したことで、愛犬を抱っこしてスムーズに出し入れできます。
正面ドアは丈夫なスチール製。格子状デザインなので、中にいるペットの様子が分かりやすいですよ。
扉の開閉はハンドルを引っ張り上げるだけでOK!
扉を閉めると同時にロックが掛かるので、鍵の閉め忘れなどの心配もありません。
本体は上部・下部に分割でき、使わないときにはコンパクトに重ねられるから、使わないときにも収納場所に困りません。

【ハードタイプ】おすすめの犬用キャリーバッグ(3)PETiCO ペットキャリー
スーツケースメーカーが作り上げた、スーツケース風のペットキャリーバッグです。
中型犬にも対応していながら、一般的な公共交通機関のルールに対応したサイズ感になっているので、電車などを使った愛犬とのお出かけにぴったりです。
本体の外側にはポケットもあるから、エチケット袋やトイレシートなどを入れておくと、お出かけ中のアクシデントが起こったときにも安心ですよ。
側面と天面に丈夫なメッシュ扉が付いており、持ち運びながらいつでも愛犬の様子がチェックできますよ。
扉にはオートマチックファスナーを採用しているので、愛犬の不意の飛び出しも防ぎます。
本体にはオリジナルストッパー機能を搭載。
キャリーバーを下げるかボタンを押すことで、キャスターをしっかり固定できるから、電車の中などで待機するときに勝手に動き出すのを防げますよ。

愛犬にぴったりのキャリーバッグを探してみましょう!

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「犬用キャリーバッグ」と一言で表しても、アイテムによってデザインや機能性が少しずつ異なるので、愛犬の体格や普段のお出かけスタイルなども踏まえて選ぶことが大切です。
本記事で紹介した選び方やおすすめアイテムも参考にしながら、ぜひあなたの愛犬にぴったりなキャリーバッグを探してみてくださいね。
・東日本旅客鉄道株式会社(参照日:2026/1/21)
https://jreastfaq.jreast.co.jp/faq/show/1086?category_id=22&site_domain=default
・JAPAN AIRLINES(参照日:2026/1/21)
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/support/pet/#anc03_01
・マンダリンブラザーズ 楽天市場(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/chocoshop/brixtonwl/
・PET FUN 楽天市場(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/petfun/t0013petcr/
・家電のSAKURA 楽天市場(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/kaden-sakura/4903588276620/
・PET-KAN 楽天市場(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/529018/
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/574465/
・moncheri 楽天市場店(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/moncheri-dog/mubg221773/
・Richell 楽天市場(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/richell/156200/
・charm 楽天市場店(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/164212/
・OUTLET TRAVELER 楽天市場(参照日:2026/1/21)
https://item.rakuten.co.jp/outlet-traveler/3001-m/
著者情報
西野由樹
生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。











